住宅ローンの返済中でも、マイカーローンを利用できる場合があります。ただし、住宅ローンが車のローン審査に影響しないわけではありません。収入、既存の借入、返済状況などを金融機関・保証会社が審査し、利用の可否や条件を判断します。
大切なのは、審査に通るかだけでなく、住宅費と車の維持費を同時に支払えるかです。この記事では、併用時に整理する情報と、家計の確認方法を解説します。情報確認日:2026年9月14日。個別の審査結果や融資条件を保証するものではありません。
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住宅ローンには不動産担保があることが一般的ですが、担保があっても毎月の返済義務は続きます。「住宅ローンは別枠なので審査では見られない」と考えるのは適切ではありません。申込書で求められる借入残高や返済額を正確に記入してください。
一方、住宅ローンが残っていることだけで、すべてのマイカーローンが利用できなくなるわけでもありません。申込条件や審査基準は商品ごとに異なるため、特定の年収や残高なら必ず通るという線引きはできません。

住宅金融支援機構のフラット35では、総返済負担率の確認に、自動車ローンや教育ローン、カードローンなども含めます。これは住宅ローン側の制度例であり、その基準をすべてのマイカーローンの審査に当てはめることはできません。出典:住宅金融支援機構「フラット35 パンフレット」。
住宅ローンの申込中や、審査承認後から融資実行前に車のローンを追加する場合は、先に住宅ローンの担当者へ相談しましょう。申込時から借入状況が変わるため、追加確認や審査が必要になる可能性があります。すでに承認を得たから問題ないとは限りません。
返済負担を整理する一つの方法は、「住宅ローン・車のローン・その他の借入の年間返済額の合計÷年間収入×100」で割合を出すことです。ただし、自分で計算した割合が低くても審査通過や家計の安全を保証しません。金融機関が審査に用いる収入や返済額の扱いは異なることがあります。
たとえば住宅ローン月10万円、車のローン月3万円、その他の返済月1万円なら、ボーナス返済なしで年間168万円です。額面年収600万円に対して28%ですが、これだけで「無理がない」とはいえません。手取りから生活費や貯蓄を差し引いた後、月14万円を継続して払えるかを確かめます。この数字は計算例であり審査基準ではありません。
住宅では固定資産税、火災保険、修繕費、マンションの管理費など、車では税金、保険、駐車場、燃料、車検・整備費もかかります。変動金利の返済増や教育費の増加、収入減があっても赤字にならないか、複数の条件で試算してください。

信用情報には、クレジットやローンの契約内容、支払い状況などが登録されます。CICも、スマートフォンの分割購入代金やクレジットカード代金の支払状況が確認対象になることを説明しています。「一括払いなら信用情報に記録されない」「スマホは少額なので審査に影響しない」とは断定できません。出典:CIC「信用情報 早わかり!」。
通信料金そのものと、端末の分割代金は分けて考えます。また、公共料金をカードで払っている場合には、カード代金の支払状況に注意が必要です。信用情報に登録されるかだけで支出の重要性を判断せず、毎月の口座残高と引落日を管理しましょう。
リボ払い・分割払い・キャッシングがある場合は、残高、手数料や利息、毎月の返済額を一覧にします。繰上返済を検討するときも、車の購入費や生活費まで使い切らないようにしてください。返済やカード解約だけで次の審査に通ると保証されるわけではありません。

JASSOは、同意書を提出して現在返還中の方について、延滞3か月以上の場合に個人信用情報機関へ登録すると説明しています。新たに返還を始める方は、返還開始から6か月経過した時点で延滞3か月以上の場合が登録対象です。単に一度引き落とせなかっただけで、直ちに同じ扱いになるという説明は不正確です。出典:JASSO「個人信用情報機関に延滞情報が登録されますか」。
ただし、登録条件に達していなければ放置してよいわけではありません。返還が苦しい場合は、車の借入を増やす前に減額返還や返還期限猶予などを相談してください。奨学金・教育ローンが返せない場合の記事で制度の違いを説明しています。

借入先ごとの残高・月々の返済額・ボーナス返済、車の見積総額、用意できる頭金、希望する支払日を整理します。そのうえで、対象地域、年齢、収入、勤続年数、資金使途などの商品条件を確認してください。
複数の見積もりを比べることと、審査へ正式に申し込むことは別です。申込履歴が確認される場合はありますが、複数に申し込んだだけで必ず否決になるとはいえません。入力前に審査の有無や個人情報の同意事項を読み、条件の合う商品を絞りましょう。
車の購入前に資金計画を進める方法は、車を決める前のローン審査の記事も参考になります。融資が成立しない場合の売買契約の扱いは、販売店と契約前に確認してください。
当メディアを運営するクラウドローンでは、提携金融機関のローンを比較・検討できます。事前の案内や審査結果だけで契約が成立するわけではなく、希望する融資や金利が保証されるものでもありません。必要書類、融資時期、保証料・手数料を含む総負担を確認して選んでください。
住宅と車のローンを両立できるかは、借入残高の大小だけでは判断できません。返済と維持費を含む家計を先に確認し、負担が大きい場合は車の予算、購入時期、頭金を見直しましょう。
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