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スポーツカーに乗りたい!魅力やランニングコスト・注意点を解説

車好きを自称している方なら、一度は「スポーツカー」を運転してみたいと思ったことがあるのではないでしょうか。
スポーツカーには、一般的な乗用車にはない魅力がたくさんある反面、任意保険の保険料が高額になってしまうなどのリスクがあることから、ランニングコストやその他の注意点も考慮した上で購入を検討する必要があります。
この記事では、人生で一度はスポーツカーに乗ってみたいと考えている方向けに、スポーツカーの魅力やランニングコスト・注意点などを解説します。

そもそも「スポーツカー」とはどんな車?

スポーツカーと聞いて、流線形の形状・低い車高・幅広く低いフォルム・大型ホイールの車のイメージを思い描く人は多いかもしれません。
しかし、実は「スポーツカー」という分類は概念的なものに過ぎず、例えばセダン・SUV・コンパクトカーといった、具体的なボディタイプを区分するものではありません。

極端な話、車を運転していて「スポーティーな走り」だと自分が体感できれば、その車はドライバーにとってのスポーツカーになり得るのです。

スポーツカーの具体的な車種

個人の嗜好が反映されるスポーツカーですが、一般的なイメージとして「スポーツカーと認識される(されやすい)車」が含まれる車種には、次のようなものがあげられます。

クーペ●運転席・助手席それぞれの側に1ドアがある2ドア形状が特徴
●スポーツカーといえばクーペタイプといえるほど、王道的な車種の一つ
●全高は低く、ボディ形状は空力性能に優れるものが多い
オープンカー●ルーフ(屋根)部分が開閉できるタイプの車種
●走行時に風を感じながら走れるのが快感
●ルーフは幌、または電動開閉式のものが見られ、乗員数は2名または4名のモデルが見られる
ハッチバック●いわゆる「コンパクトカー」で、セダンと違い独立したトランクがない
●様々な車種の中でも排気量が少なめの部類に入り、エンジンをしっかり高回転させて走るスポーツドライビングの楽しさが味わえる
セダン●トランクルームが独立していて、前後に4ドアを持つ車種
●スポーツカーにはセダンをベースとした車種も多く、長期にわたり進化を続けてきたモデルもある
●スポーツカーとして一時代を築いた名車も少なくない
クロスオーバーSUV●SUVに他の車種の要素を掛け合わせた車
●オンロードでのハンドリングや燃費に優れるモデルも多く、実用性と走りの愉しさを両立するモデルが見られる

なお、軽自動車の中にも、スポーツ走行を想定したモデルがいくつか登場しています。

スポーツカーが持つ魅力

スポーツカーには、一般的な乗用車では味わえない魅力があり、特に「走り」の面では他の車種の追随を許さないレベルまで洗練されている車種が多く見られます。
以下、スポーツカーが持つ魅力について、主なものをいくつかご紹介します。

車を操る悦びを体感できる

スポーツカーの多くは、自分の意思で変速したり、アクセル・ブレーキをキビキビと操作したりすることで、反応をダイレクトに感じられる仕様になっています。
コーナリング性能や排気音なども、ドライバーに心地よいドライブ体験を提供する要素の一つです。

スポーツカータイプの車種の中には、アクセルを踏んだ際のレスポンスを耳でも感じられるよう、車内のスピーカーから電気的に生成されたサウンドを発生させる「アクティブ・サウンド・コントロール」というシステムを搭載している車種もあります。

また、エンジンに関しては、基本的にボディにマッチするものが搭載されているため、パワフルな加速を実現できるようになっています。
自分の加速したいタイミングでスムーズに加速できていると、多くのドライバーは運転中に快感を得られるはずです。

持っているだけで嬉しくなる

スポーツカーにはコレクション性もあり、その流麗なフォルム・個性的なスタイリングは、ドライバーはもちろん周囲の人も魅了するような魅力があります。
スポーツカーに乗って高速道路を走るのではなく、コレクションの対象としてスポーツカーを集め、車庫に大切に保管しているユーザーも一定数存在しています。

購入したスポーツカーがハイブランドであれば、その車を自分が持っていること自体が、社会的成功のステータスにもなるでしょう。
心身を削る思いで、命がけで働く人の中には、自分の生きがいの一つとして「スーパーカー」と呼ばれるようなスポーツカーをコレクションしている人もいます。

スポーツカーには、たとえその車で走らなかったとしても「持っているだけで嬉しくなる」魅力があるのです。

カスタマイズの面白さがある

ドライバーの中には、自分好みの、世界に1台しかない車を仕上げることに、喜びを感じる人も一定数存在しています。
実は、スポーツカーもカスタマイズ(カスタム)とは切っても切れない関係にあり、多くの車種がカスタマイズとの相性が良い傾向にあります。

例えば、すでに旧車と呼べるような古いタイプの車であっても、根強いファンが新しいパーツを用いてカスタムし、そのまま乗り続けることは珍しくありません。
チューニングショップのように、各種部品やカスタマイズを専門に請け負うお店もあり、ドライバーが自分だけの1台に仕上げる愉しさ、レースで走らせる喜びを味わうのに貢献しています。

速度制限がないコースで、車の限界までエンジンを回して走らせることは、日常のストレスを一気に開放することにもつながります。
スポーツカーでジムカーナなどの競技大会に参加して、自分の運転技術を向上させる楽しみ方もあります。

ある意味「車の愉しみ方」さえもカスタマイズできるのが、スポーツカーの最大の魅力かもしれません。

スポーツカーを買う前に知っておきたい「ランニングコスト」

たくさんの魅力があるスポーツカーですが、基本的にその性能は走りに特化しているため、残念ながら普段使いにはあまり適さない特徴も備えています。
特に、ランニングコストは一般的な乗用車に比べて高額になりがちなため、購入する際は注意が必要です。

パーツ・タイヤなどのコスト

スポーツ走行でスポーツカーを使用する場合、一般道を走るのに比べてアクセル・ブレーキの操作が激しく緻密になり、加えて思い通りの走行を実現するためのシビアなハンドリングが求められます。
それに伴い、ボディやパーツ・タイヤに与える負担も大きくなることから、パーツ・タイヤの交換等で発生するコストは決して馬鹿になりません

パーツに関しては、年式が古い車、市場にあまり流通していない車ほど手に入れにくくなるため、パーツ探しに苦労するだけでなく、見つかっても高額で手が届かないことも十分考えられます。
タイヤに関しても、スポーツカーはインチ数の大きいものを履くケースが多く、単価が高めのものを選ばざるを得ないはずです。

スポーツカーによるスポーツ走行が多くなる場合、パーツ・タイヤの買い替えのコストは、実質的にランニングコストに含まれてしまうものと考えてよいでしょう。

ガソリン代

選ぶ車種によっても異なりますが、スポーツカーには「ハイオク」を給油しなければならない仕様のものが多く見られます
日本のガソリンスタンドで給油する際、一般的にハイオクは「レギュラー」に比べて単価が10円ほど高く設定されています。

加えて、スポーツカーは「走ることによって魅力が生まれる」車種であることから、その真価を発揮するためには走行の機会が多くなります。
その結果、ガソリン代がかさむ傾向となり、こちらも無視できないランニングコストに分類されます。

基本的に、スポーツカーのように加速性能に優れる(エンジンの吹き上がりが良い)車は、どうしても燃費が犠牲になってしまいがちです。
よって、スポーツカーを選んで乗る際は、一般的な乗用車に乗るよりも多めにガソリン代を見積もっておく必要があります。

自動車保険(任意保険)の保険料の高さ

スポーツカーにかかる自動車保険(任意保険)の保険料は、一般的な乗用車に比べて高くなるおそれがあるため、購入時は任意保険の保険料にも注意が必要です。
スポーツカーの任意保険の保険料が高くなる理由としては、次のようなものがあげられます。

  • 型式別料率クラスが高い
  • 車両価格が高い

自動車保険の保険料は、車種ごとの事故リスクに基づく型式別料率クラスのほか、ドライバー等の年齢・事故の有無といった要素を総合的に勘案して決定されます。
そして、スポーツカーに分類されるタイプの車は、総じて一般車よりも型式別料率クラスや車両価格が高い傾向にあります。

車両価格が高いということは、車両保険の料率が高い理由にもつながります。
スポーツカーの修理代の高さ、盗難リスクなどが考慮され、料率クラスが高めに設定されているのです。

スポーツカー購入時の注意点

実際にスポーツカーを購入する場合は、その車の性能を総合的に判断して、自分にとってもっとも魅力的なものを選ぶことが大切です。
少なくとも、以下のポイントについては、最低限検討した上で選びましょう。

エンジン、トルク、排気量のバランス●スポーツカーの場合、力強さとレスポンスの良さが両立しているかどうかが重要
●エンジン・トルク・排気量のバランスが適切かどうか、目当ての車種のレビューや走行動画などを見て確認しておきたい
駆動方式●スポーツカーを選ぶ際は、FF・FR・MR・RR・4WDといった多様な駆動方式について、それぞれの特徴を把握してから選ぶこと
●電子制御技術により、運転性能が向上している車種もある
車両重量●大排気量の車はパワーがある反面、大型になり車両も重くなり運転しにくくなる可能性がある
●日本は海外に比べて狭い道路が多いため、車両重量がそれほど重くないものを選んだ方が運転しやすいものと考えられる
トランスミッション●スポーツカーの中には、基本的にAT車として走れるものの、必要に応じて手動で変速が可能な「パドルシフト」を備えたものもある
●運転する愉しみを車に求めるなら、手足を使って変速する純粋なMT車を選ぶのも一手
ボディタイプ●スポーティーな見た目を重視するなら、クーペやオープンカーを選んだ方が満足感は高いだろう
●実用性も重視するなら、トランクなどがある車種を選んだ方がよい
その他●競技に使用するなら、カスタマイズパーツが豊富かどうかも検討が必要になる
●日常の中で走りを楽しみたいなら、ガソリンがレギュラーのモデルを選んだ方が経済的

スポーツカーでローンを組む際のポイント

スポーツカーは、新車で購入すると本体価格が高額になるケースも往々にして存在します。
そのため、カーローンを組んで購入する人も少なくありませんが、その際にディーラーや信販会社を利用する際は注意が必要です。

選ぶ車によっては、ディーラーや信販会社で用意しているプランでカバーできなかったり、金利が高額になったりする可能性があります。
そのため、できるだけ金利が安く、高額の融資が受けられるよう、金融機関のカーローンを検討してみましょう。

金融機関でローンを組むなら「クラウドローン」

金融機関でカーローンを組もうと考えているなら、近所にある金融機関で片っ端から審査を受けるよりも、Webで情報を入力するだけで自分にマッチするプランの提案が受けられる「クラウドローン」の利用がおすすめです。
事前審査はクラウドローン提携の保証会社により行われるため、自分に合った条件のカーローンを選びやすくなります

クラウドローンは全国各地の様々な金融機関と提携しているため、自宅近辺の銀行では難しい、スポーツカー向けのカーローンを見つけるのにも役立ちます。

まとめ

スポーツカーは、主に走行性能に特化した車を指し、運転する喜びを追求したい人に最適の車種の一つです。
しかし、実際に購入する際は、ランニングコストが一般的な乗用車に比べて高くなることを想定しておきましょう。

性能面では、エンジン、トルク、排気量のバランスや駆動方式、車両重量などを総合的に判断して、自分が無理なく乗れる車を選ぶことが大切です。
カーローンを組む場合は、金利や融資額などを比較検討し、スポーツカー向けのプランがあれば優先的に検討することをおすすめします。


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