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車のラッピング費用はDIYと業者でそれぞれいくら?費用を安く抑える方法も紹介

車のラッピングというと広告用のイメージが強いですが、塗装より手軽にデザインを変えられることから自家用車に施工する人も増えています。全体をフィルムで覆うフルラッピングだけでなく、ドアミラーなど一部のパーツだけをラッピングすることも可能です。ラッピング費用は専門業者とDIYで異なるほか、フィルムを貼る範囲によっても違います。この記事では、車のラッピング費用の相場やメリット・デメリット、注意点を解説費用を安く抑える方法や車のラッピングに使えるローンも紹介します。

車のラッピング費用は車種やフィルムの種類で異なる

車のラッピングとは、専用のプリンタで印刷した特殊なフィルムを車のボディーに貼り付けて、色やデザインを変えるカスタマイズ方法です。2000年に東京都が採用した都バスへのラッピング広告をきっかけに普及し始め、現在では全国の公共交通機関や社用車のほか、自家用車に施工する人も増えています。

ラッピングフィルムはきれいに剥がせるため、塗装に比べて気軽にイメージチェンジが叶います。ドアやボンネットだけなど部分的な施工もでき、費用を抑えて世界に1台のデザインにカスタマイズすることも可能です。

ラッピング費用は使用するフィルムの面積により変わるため、フルラッピングの場合は車のサイズにより大きな差が出ます。また、複数のメーカーからさまざまなフィルムが発売されており、どれを使うかによっても値段は変わります。

車全体のラッピング費用は最低15万円から

車のラッピングは、専門業者に依頼する方法と自分でDIYする方法があります。それぞれどのくらいの費用がかかるのか比較してみましょう。

自分でDIYすると車のラッピング費用は15万円から

車のラッピングは特殊な機械や道具を必要としないため、DIYでの施工も可能です。人件費がかからないため、大幅に費用を抑えられます。

フィルムはカーラッピングの専門業者の通信販売や、一部のカー用品店で購入できます。ヒートガンやヘラなどの道具はホームセンターで数千円程度で購入でき、一度揃えれば繰り返し使えます。

フィルムの費用はフィルムのメーカーやグレードによっても異なりますが、軽自動車のフルラッピングで15万円からです。ドアミラーやボンネットだけなどパーツだけのラッピングであれば数千円から可能で、費用を抑えて自分だけのデザインにチェンジできます。

ただし、ボンネットなどの面積が広いパーツに貼るには、2~3人がかりでの作業が必要です。また、慣れないとなかなか思い通りに貼れず、やり直しが必要になることも。フィルムを無駄にしないためにも、まずは部分的なラッピングからチャレンジすると良いでしょう。

業者に車のフルラッピングを依頼すると30万円以上かかる

業者に依頼した場合のフルラッピング費用は、軽自動車で30万円から、輸入車のSUVはおよそ65万円からが目安です。ラッピングは専門業者のほか、一部のカー用品店にも依頼できます。きれいに仕上げるには技術が必要なので、自信がない方は業者に依頼するのがおすすめです。

車のラッピング費用は塗装より安い?

業者による施工で車全体の色を変える場合、軽自動車ならフルラッピングは30万円から、全塗装は15万円からが目安です。費用は使用するフィルムや塗料で変わりますが、車全体のカラーチェンジなら塗装の方が安いケースが多いです。

一方、車体の地色を生かしてラインやロゴを入れたり、ボンネットやドアミラーなどパーツのみであれば、ラッピングの方が費用を抑えてデザインを変えられます。ラッピングには塗装にはないメリットも多いため、費用や目的に合わせて使い分けると良いでしょう。

車をラッピングするメリット

車のラッピングには、「車の保護に役立つ」「塗装にはできない細かなデザインも可能」など、費用面以外のメリットもあります。それぞれ詳しく見ていきましょう。

車のラッピングは費用を抑えて気軽にデザインを変えられる

車のラッピングは全体だけでなくパーツだけでも可能なため、ロゴやラインを入れるなど手頃な値段で愛車のデザインを変えられます。また、塗装に比べると施工期間が短くきれいに剥がすことができるので、一時的にデザインを変えたいときにも向いています。

さらに、塗装を施した車は売却時に査定価格が下がります。ラッピングならきれいに剥がせるため、査定価格に影響を与えず車のデザインを変えられます。

車のラッピングは車体の保護にもなる

ラッピングの本来の目的とは異なりますが、フィルムで車体を覆うことで飛び石や紫外線から車体を保護することができます。小さな傷や退色が防げるため、新車にラッピングする人も増えているのだとか。

また、車体の色は中古で売却するときの査定価格を左右します。中古で高く売れる色の新車を購入してラッピングすれば、リセールバリューを気にせずに好みの色の車に乗ることができます。

車のラッピングは痛車など好きなデザインにできる

車のラッピングはフィルムにデザインデータをプリンターで印刷して貼り付けることで、カラフルな色合いや細かなデザインも表現できます。単色も色ムラなく仕上げられ、カーボン風やサテン風など塗装では実現しにくいテクスチャーも選べます。

また、きれいに剥がすことができるので、イベントのPRなど短期間のデザイン変更や一時的に痛車にしたいというニーズにも対応できます。

車をラッピングするデメリット

車のラッピングにはたくさんのメリットがありますが、いいことづくめというわけではありません。ラッピングを検討している方はデメリットもしっかり把握しておきましょう。

ラッピングフィルムの寿命は3~5年程度

ラッピングフィルムに使われる塩化ビニルは紫外線などの影響で劣化し、退色したり剝がれやすくなります。メーカーやグレードによっても異なりますが、耐久性はおおむね3~5年程度です。車の保管方法によっても寿命に差は出ますが、塗装に比べると短いといえるでしょう。

ラッピングした車はガレージ管理が理想

ラッピングした車を屋外で保管すると劣化が早まり、フィルムメーカーが公表する耐用年数より寿命が短くなってしまいます。特に雪が積もったり強い紫外線を長く浴びている状態が続くと耐久性が落ちるため、フィルムを長持ちさせるにはガレージでの管理が理想です。

また、「自動洗車機は剥がれの原因になるため避ける」「洗車には専用の洗剤やワックスを使う」など、日常のメンテナンスでも注意が必要です。

ラッピングを剥がすときに塗装がはがれる可能性も

カーラッピング用の専用フィルムは、基本的にきれいに剥がせるように作られています。しかし、年式が古い車や再塗装など塗装が弱い車に貼ると、剥がすときに塗装も一緒に剥がれる危険性があります。特に中古車へのカーラッピングを検討する際は、再塗装した部分やパーツがないか必ず確認しましょう。

車のラッピング費用を安く抑える方法

車のラッピングは、デザインの工夫や業者の選び方で費用を抑えることが可能です。安い費用でラッピングしたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

フルラッピングではなく部分ラッピングにする

車のラッピング費用はフィルム代が大きな割合を占め、貼る面積が広いほど代金も高くなります。フルラッピングではなく部分的なラッピングにすれば、その分費用を抑えられます。

例えば車の地色を生かしたデザインにすれば、使用するフィルムの面積を減らしつつ車両全体に装飾を施すことが可能です。

印刷から施工まで自社で対応している業者を選ぶ

カーラッピング専門業者には、データ作成やフィルムの印刷製造から施工までをワンストップでおこなっている会社と、施工は外部の協力業者に委託している会社があります。

どちらの会社も品質面での問題はありませんが、施工を外部に委託している会社は外注コストがかかるため、やや割高なことが多いです。

車のラッピング費用を抑えるためにやってはいけないこと

車のラッピング費用を抑える手段を誤ると、かえって高くつくことも。とくにカーラッピング初心者は注意しましょう。

安易にDIYにチャレンジする

車のラッピングをきれいに仕上げるには技術が必要で、安易にDIYするとシワが寄ったり空気が入ったり失敗することも。やり直しのためのフィルム代がかさみ、業者に頼むより高く付く場合もあります。

自分でDIYしたいと考えている方は、まずは小さなパーツのラッピングからチャレンジしてみましょう。

極端に安い業者やフィルムを選ぶ

激安カーラッピングをうたう業者は、原価を抑えるために海外製の安いフィルムを使っている場合があります。安いフィルムは耐久性が低かったり、剥離時に汚れが残ることも。特に長期間張り替えずに過ごしたい場合は、価格だけでなく使っているフィルムの品質も確認しましょう。

場所を考慮せず安い業者を選ぶ

業者に車のラッピングを依頼すると、部分ラッピングでも施工日数は最低2~3日かかります。車は自分で持ち込むか引き取りに来てもらう必要があり、自宅から遠い業者を選ぶと、交通費や出張費など余計な費用がかかります。

近隣の業者であれば出張費が無料のことも多く、自分で持ち込む場合も手間がかかりません。施工業者を選ぶ際は、ラッピング費用以外のコストも含めて比較しましょう。

車のラッピング費用にローンは使える?

カーラッピング専門業者やカー用品店では、クレジットカードが利用できる場合が多いです。すでにクレジットカードを持っている方なら、面倒な手続きなしで分割払いが可能です。

また、提携する信販会社のローンが使える場合もあります。審査があるため誰でも使えるわけではありませんが、カーラッピングを申し込む際に合わせて契約でき、手続きも比較的簡単です。

銀行のマイカーローンやフリーローンもラッピング費用に使えます。マイカーローンは車の購入時に借りるイメージが強いですが、多くの銀行では車検や修理など車に関する用途全般に使えます。また、車のラッピングがマイカーローンの対象外の場合でも、用途を限定しないフリーローンが利用できます。

車のラッピング費用に使えるローンはクラウドローンで探せる

銀行のローンはクレジットカードの分割払いや信販会社の提携ローンに比べて金利が低めなので、できるだけ金利負担を抑えたい場合に有効です。しかし、自分で低金利の銀行を探して手続きするのは面倒と感じていませんか?

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後悔のないよう車のラッピングは費用と品質を重視

車のラッピング費用は、フィルムの面積のほかメーカーやグレードによっても変わります。安さだけでフィルムや業者を選ぶと、耐久性が低く短期間で色落ちや剥がれが発生することもあります。費用だけでなく品質も重視してフィルムや業者を選び、愛車を好みのデザインに仕立てましょう。


POINT

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