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マイカーローン借り換えのメリットとデメリットと借り換え後のシミュレーション

すでに、車を購入してディーラーローンを契約中の方も、マイカーローンに借り換えする手段があることをご存知でしょうか。

販売店に誘導されるまま契約したけれど、金利が意外と高いことにあとから気づく人も少なくありません。残りの返済額が残っていればいるほど、マイカーローンの借り換えの経済的メリットは大きなものになります。

そうはいっても銀行の手続きは面倒そうだなと思っている方に、借り換え時に発生する手続きの方法についてご説明します。

マイカーローン借り換えのメリットとデメリット

借り換えのメリット1.金利を下げて支払い総額を減らす

販売店で契約したディーラーローンから、銀行マイカーローンへ借り換える場合のメリットは低い金利に借り換えることができることであり、返済総額の負担を楽にできることです。

借り換えのメリット2.所有権名義を自分名義にできる

ディーラーローンを契約するときには、通常販売店かまたは信販会社で所有権が留保されます。

返済期間中は所有権は留保されたままになっているため、返済途中で任意に売却することが原則できません。

銀行マイカーローンの場合にはそのような縛りがないため、返済中であっても車検時期や保証期間が過ぎるころに買取業者などに買い取ってもらうことができるのもメリットです。

借り換えのデメリット 申込や審査など手続きが必要

銀行のマイカーローンに借り換える場合は、融資の契約になるため、新規で銀行ローンを契約するときと同じステップで手続きが必要になります。

免許証などの本人確認書類はもちろん、収入を証明する書類。そして債務金額を証明する書類を、元のディーラーローンの契約先に請求をする必要があります。

さらに、所有権の名義変更を行う手続きも自身で行う必要があります。(手続きについては後述します。)

マイカーローン借り換え後のシミュレーション

では、実際どれくらいのインパクトがあるか比較してみましょう。

330万円の車を5年で返済したときの総額をシミュレーション

ローンの種類 銀行系マイカーローン ディーラーローン
金利相場 1.8% 8.8%
返済総額 3,450,725円 4,075,172円

と、返済総額には62万円もの差が出ています。

毎月1万円も多くする返済する期間が5年も続くとなるほど、借り換えるだけで大幅に負担が少なくなることがお分かりいただけたかと思います。

ディーラーローンの場合、新車よりも中古車の方が高い金利を設定されるのに比べて、銀行マイカーローンの場合は、車種によって金利が変動するものでありません。

つまり、中古車で購入した人は特に高い金利になっていることがあるため、できるだけ早めに切替えた方が得になります。

銀行マイカーローン借り換えが利用できないケース

借り換えにより金利が低くなるということは、それだけ貸し手である金融機関側のリスクも小さくなります。しかし、すでにディーラーローンで契約しているからと言って、書類さえ用意すれば必ず切り替えられるわけではありません。しっかりと準備を進めるうえでも、以下の点には注意が必要です。

勤続年数と雇用形態

最初に契約したディーラーローンを契約した時点から、年収が下がってれば、少し審査が厳しくなります。 さらに、ローンの返済能力を測るという意味では、就職や転職したばかりで勤続年数が浅いと借入ができないことがあります。2~3年くらいの勤続年数があることが望ましいです。

会社員や公務員などの給与所得者と比べて、フリーランスや自営業者、雇用形態がパート、アルバイトの場合には、収入が不安定と見なされることになるので、直近で独立を検討している方であれば、早めに手続きを済ませておくほうがよいでしょう。

他社の借入や返済状況

銀行でマイカーローンを借り入れる時には、借入有無および返済状況を審査で確認します。ディーラーローンからの借り換えであるため、もちろんすでに別のローンの契約があるところからのスタートとなりますが、滞納がある場合には、審査は難しいと言っていいでしょう。

ローンの審査を行う時には信用情報機関への実績の確認が行われます。一度滞納の履歴が残ってしまうと、2年間はその履歴が消えないルールになっているため、高額のローンを組むことは厳しくなります。

借り換えやマイカーローンだけでなく、すべての融資に共通することですので、注意するようにしてください。

残価設定ローンからの借り換えは注意が必要

残価設定ローンとは、車両価格から数年後の推定下取り額(残価)を差し引いて、残りの金額をローン金額として設定するローンです。ローン金額が少なくなるので、一般的なマイカーローンよりも毎月の返済額が抑えられるというメリットがあります。

このような残価設定ローンを借り換えしようとするときは、借り換えによって返済額が増える可能性があることを覚えておきましょう。残価設定ローンを借り換える場合、残価設定された金額を含んだ金額を借り換えることになります。

そのため、借り換えることで逆に月々の返済額が増えてしまうこともあります。また、残価設定ローンの借り換えには対応していない金融機関もあるので注意が必要です。

マイカーローン借り換えと名義変更

先述のとおり、ディーラーローンは所有権が、販売店または信販会社に留保されたままになっており、借り換えを完了させるには、所有権名義の変更手続きを行う必要があります。

まずは、最寄りの陸運局で名義変更の手続きを行い、住所変更が伴う場合には、ナンバープレートの付け替えや、車庫証明保管場所の変更に、管轄警察署でも手続きが必要となります。

個人と金融機関の融資マッチングプラットフォーム「クラウドローン」

最後に、最近注目を集めている「クラウドローン」をご紹介します。クラウドローンは、お金を借りたい個人と、お金を貸したい金融機関とのあいだをつなぐ、融資マッチングプラットフォームという金融サービスです。

例えば、個人ユーザーが「マイカーローンの借り換えをしたいので、◯◯万円借り入れたい」と登録します。すると、そのリクエストに応えられる複数の金融機関から、ユーザーに直接提案が届きます。 ユーザーは、それらの提案を比較検討して1つに絞り込めたら、あとは審査を申し込み、ローンを組むという流れです。クラウドローンに登録しておけば、複数の金融機関から直接、ローンの提案を受けることができますので、手軽にマイカーローンの比較が一括でできます。

ローンの選択を正しく行うことがこれからは重要

 多くの社会人が平日日中の銀行の営業時間になかなか時間をとって相談することは難しい状況です。ですが、せっかく借り入れをするわけですから、正しく妥当な金利でローンを利用したくありませんか?

ローンも正しく選択することで、負担を小さくし、余剰となった分は、車に乗って家族旅行など家族サービスに充てられるのはいかがでしょうか。


POINT

「どの銀行が融資をしてくれるか分からない」をクラウドローンが解決

クラウドローン(https://pre.crowdloan.jp/)は、個人が銀行から低金利でマイカーローン、教育ローンなどの融資を受けられる国内唯一のプラットフォームです。
融資の目的や時期、金額などをクラウドローンに登録すると、各銀行が融資可能な金額や金利のプランの直接提案してくれます。時間と労力をかけずに複数の銀行からより条件のよい融資を見つけることができます。

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