銀行マイカーローンで車を買うときは、「いつ融資が実行され、いつ販売店に入金され、いつ納車されるのか」を一つの流れとして把握しにくいことがあります。金融機関・販売店・購入者の3者が、それぞれ別のスケジュールで動いているためです。この記事では購入手順の全体像は扱わず、この3者の日程をそろえる方法に絞って解説します。比較表、日付の逆算例、つまずきやすい点もあわせて紹介します。
目次
販売店には代金の支払期限があります。一方、金融機関では本審査・契約・振込という段階を経て融資が実行されます。さらに、車の登録や納車の日程は、これらとは別に決まります。CrowdLoan公式サイトによると、入金までのスケジュールは金融機関ごとに異なり、数日〜2週間程度とされています。ただし、これはすべての申込について日数を保証するものではありません。実際の日程は、申込先の金融機関に必ず確認してください。
三菱UFJ銀行の申込手順では、本審査で見積書などの資金使途確認資料を確認し、契約時に売買契約書と支払先の振込口座を提出する流れが示されています。この流れでは、販売店から書類を受け取るタイミングが2回あります。どちらかの書類が遅れると、その後の振込も遅れます。必要書類は申込先によって異なります。
つまり、3者の予定は順番につながっていて、前の工程が遅れると後ろの工程も遅れます。日程がずれる原因の多くは、この順番を誰も一覧で管理していないことにあります。
まずは、誰に何を確認するかを整理します。下の表の項目を聞いて、回答と日付をメモしておきましょう。
| 確認先 | 確認する項目 |
|---|---|
| 販売店 | 代金の支払期限、振込先、入金確認後の登録・納車の予定日、期限に遅れた場合の扱い |
| 金融機関 | 本審査の所要期間、契約手続きの方法、融資の実行日と振込先の指定方法、提出書類(見積書・注文書・売買契約書のどれが必要か) |
| 購入者自身 | 書類をそろえられる日、契約手続きに対応できる日、納車を希望する日 |
購入者自身の予定も忘れずに確認してください。平日に来店が必要な契約方式で、仕事の都合で行ける日が限られていると、金融機関側の準備ができていても手続きが進みません。
確認した内容は、「確認日・相手・回答内容」をセットで記録しておくと、あとで食い違いが起きたときに確認しやすくなります。
ここでは、本審査の申込をいつまでに済ませればよいかを日付で逆算します。以下の日数はすべて説明用の仮定です。実際の金融機関の所要日数ではありません。
算式:本審査の申込期限 = 販売店の支払期限 − 振込にかかる日数 − 契約手続きにかかる日数 − 本審査にかかる日数 − 予備日
| 項目(仮定) | パターンA:短く済む場合 | パターンB:長くかかる場合 |
|---|---|---|
| 販売店の支払期限 | 20日 | 20日 |
| 本審査 | 2日 | 7日 |
| 契約手続き | 1日 | 4日 |
| 振込 | 1日 | 3日 |
| 予備日 | 2日 | 2日 |
| 本審査の申込期限 | 20−1−1−2−2=14日 | 20−3−4−7−2=4日 |
パターンAとBは、CrowdLoan公式サイトにある「数日〜2週間程度」という幅の両端をイメージしたものです。同じ支払期限でも、申込期限が10日違います。最初に計画を立てるときは、長くかかるパターンBを基準にしておくと安心です。また、土日祝日や連休をはさむと、営業日で数える工程はさらに後ろにずれることがあります。カレンダー上で営業日を数え直してください。
見積書・注文書・売買契約書のうち、どの書類をどの段階で提出するかは銀行ごとに異なります。販売店が書類を発行するタイミングと、金融機関が書類を求めるタイミングがずれると、本審査や融資実行が遅れる原因になります。
| 書類 | 発行元 | 求められる段階の例 | 確認しておきたいこと |
|---|---|---|---|
| 見積書 | 販売店 | 本審査(三菱UFJ銀行の例では資金使途確認資料として) | オプションや諸費用を含めた金額か。あとで金額が変わる可能性はあるか |
| 注文書 | 販売店 | 銀行により異なる | 見積書の代わりに使えるか、追加で必要か |
| 売買契約書 | 販売店 | 契約時(三菱UFJ銀行の例) | 発行できる日はいつか。振込先口座の情報が確認できるか |
金融機関に必要書類を確認したら、その書類をいつ必要とするかを販売店に伝え、発行を依頼しておきましょう。書類の名前が金融機関と販売店で違っていることもあるため、「どの項目が書かれた書類か」で確認すると行き違いを防げます。
融資金の振込先は、金融機関によって扱いが異なる可能性があります。販売店の口座へ直接振り込まれる方式なら、購入者が送金する手間はかかりません。ただし、販売店側の着金確認を待つ時間を見込んでおく必要があります。いったん本人口座に入金される方式なら、購入者が自分で販売店に振り込むため、その日数と振込手続きの時間を日程に加えます。どちらの方式になるかを、申込先に確認してください。
車の種類によって、どの工程が日程のネックになるかも変わります。在庫車や中古車は納車までの準備が早く、支払期限が早めに設定されることがあります。この場合、融資の手続きが間に合うかどうかが焦点になります。一方、新車をメーカーに発注する場合は、納期まで時間がかかることが多く、融資を先に終えて納車を待つ形になりやすいでしょう。自分のケースでどちらがネックになるかを先に見極めておくと、相談先の優先順位を決めやすくなります。
どれも、その場で気づけば調整できる場合がほとんどです。上のチェックリストと逆算表を使って、早めに確認しておきましょう。
保証会社の審査(事前審査)を通過しても、金融機関の本審査で融資を受けられない可能性があります。そのため、本審査の結果が出る前に納車日を確定させたり、ほかの支払いの予定を組んだりするときは注意が必要です。
販売店との日程調整では、本審査の結果によって予定が変わる可能性があることも伝えておくと、調整がしやすくなります。あわせて、支払期限に遅れた場合や、融資を受けられなかった場合の扱いも、契約前に販売店へ確認しておくと安心です。入金スケジュールは、申込先の金融機関の説明を確認してください。
融資実行までの日程も含めて金融機関を比較したい場合は、CrowdLoanで複数の銀行のマイカーローンを探してみてください。
「どの銀行が融資をしてくれるか分からない」をクラウドローンが解決
クラウドローン(https://crowdloan.jp/)は、個人が銀行から低金利でマイカーローン、教育ローンなどの融資を受けられる国内唯一のプラットフォームです。
融資の目的や時期、金額などをクラウドローンに登録すると、各銀行が融資可能な金額や金利のプランの直接提案してくれます。時間と労力をかけずに複数の銀行からより条件のよい融資を見つけることができます。
詳しくはこちら
クラウドローンとは
“借りたい”を登録して
お得な提案を待つだけ
融資をしたい銀行から、直接プラン提案を受けることで、
資金を必要としている一人でも多くの人に、融資の機会を提供します。