2024年12月02日
家族の誰かが通勤などで車を使用していると、家事をしている家族などが、買い物や用事を足すのに車を使用できなくなります。
当然、車を使えない家族にとっては不便なことですが、家族が自由に使える「セカンドカー」を購入することで、この問題は解決します。
ただ、一口にセカンドカーといっても、セカンドカーに向いている車・向いていない車があるため、選ぶ際は目的や用途に応じて賢く選ぶことが大切です。
この記事では、セカンドカーを持つメリットやおすすめの車種、購入時の注意点などを解説します。
目次
セカンドカーを持つと、1台しか車がなかった頃に比べて、家族が不便に感じていたことが解消されやすくなります。
以下、セカンドカーを持つことのメリットについて、主なものをいくつかご紹介します。
セカンドカーを購入して、運転できる車の数が増えると、それだけ家族が別行動できる機会が増えます。
結果的に、家族の生活がより便利になり、車がなかったことにより生まれる負担・ストレスなどもなくなります。
例えば、夫婦共働き世帯の場合、片方が車を使用していると、もう片方は通勤で公共交通機関や自転車などを使用することになるため、どちらかが不便を感じやすい傾向にあります。
しかし、セカンドカーを購入すると、通勤に1台、買い物に1台という形で車を使い分けることができ、家にいる家族が我慢する必要がありません。
車に乗れるようになり、行動範囲が広がることで、これまでは出かけられなかったお店・場所に行くことも可能になるでしょう。
車は、基本的に走行するにつれて劣化していく宿命にあるため、1台の車を使い続けていると、どうしても劣化のスピードは早まってしまいます。
大事にし過ぎるがあまり、まったく車を走らせないのも問題といえるかもしれませんが、過走行もメンテナンスを怠れば故障の原因になります。
通勤で車を使用している場合、メンテナンスにかけられる時間がどうしても限られるため、オイル交換や点検の頻度が少なくなってしまうことも珍しくありません。
しかし、セカンドカーがあると運転する車をローテーションできるため、家族がメインカーのオイル交換に出かけることもできるようになります。
車1台あたりの負担を少なくしたいと考えている人にとっては、セカンドカーを持つメリットは大きいでしょう。
メインで使用する車のほかにセカンドカーがあると、家族それぞれの使用目的に応じて車を選ぶことができます。
特に、サイズやコンセプトが違う車を2台持っていると、用途に応じて使い分けがしやすいでしょう。
例えば、ミニバンは荷物や人を運ぶのに適しており、家族旅行や友人と出かける際などに重宝します。
しかし、大柄なボディであるため、狭い道を走るような用途に使用したり、日常の買い物で頻繁に駐車と発進を繰り返したりするのには適しません。
これに対して軽自動車は、燃費が良いモデルが多く小回りも利くので、駐車スペースが限られる場所での買い物や、狭い路地の移動などが得意です。
逆に、乗員は最大で4人と少なく、運べる荷物の量も限られてしまうため、旅行やイベントへの移動で使用するならミニバンの方が有利でしょう。
すでに普段から利用している車があり、その上でメインカーにはない性能を持ったセカンドカーを選ぶのであれば、使い勝手の良い車種がいくつかあげられます。
以下、セカンドカーとして選ぶのにおすすめの車種をご紹介します。
軽自動車は、あらかじめ規格が決まっているため、それぞれの軽自動車はサイズにほぼ差がありません。
しかし、その限られたサイズの中で、個性的な車が数多く登場しています。
軽自動車がセカンドカーに向くと考えられる点はたくさんあり、特に以下の点でメリットが大きくなるものと考えられます。
軽自動車は総じて車体が軽い傾向にあるため、普通自動車と比較して燃費性能が良い車を見つけやすいでしょう。
また、軽自動車税は普通自動車にかかる自動車税よりも安価なため、毎年の維持費の面でも有利です。
軽1BOX・軽SUVなど、軽自動車の枠組みの中で用途に応じて車種を選べるのも、ドライバーにとっては嬉しいところです。
1台目が普通自動車の場合、2台目は軽自動車を選ぶのが、セカンドカー選びとしてはスタンダードな選択肢といえるかもしれません。
1台目にSUV・ミニバンなどを保有している場合、それらの車種の弱点を補うためには、2台目にサイズの小さい車を選ぶのが最適解といえるかもしれません。
しかし、軽自動車の性能に対して不安・不満を感じている人は、軽自動車よりもボディサイズが大きいコンパクトカーを選ぶことをおすすめします。
先述した通り、軽自動車は維持費などに優れておりセカンドカーに向いていますが、排気量が660cc以下に制限されているため、長距離を運転しての移動などには適さないかもしれません。
しかし、コンパクトカーは1,000~1,500ccほどの排気量がある車がほとんどですから、軽自動車よりも余裕のある走行が可能です。
軽自動車よりも汎用性の高いセカンドカーを探している場合は、コンパクトカーを検討してみましょう。
メインカーもセカンドカーも、利用頻度が高くなると予想される場合は、軽自動車・コンパクトカーといった車種だけでなく、ハイブリッド車も候補に入れて考えてみましょう。
特に、夫婦ともに通勤で利用する場合は、ランニングコストの中でも燃費に注目して車を選ぶことが大切です。
休日に遠距離を運転する機会があるなど、通勤以外でも運転する場面が多いなら、よりハイブリッド車の恩恵を受けやすくなります。
軽自動車やコンパクトカーの中にも、ハイブリッド車に分類されるものがあるため、それらの中から候補を絞るのも一手です。
税金の面では、車種にもよりますが「グリーン化特例」や「エコカー減税」の対象となるケースがあるため、一般的なガソリン車を購入するよりは有利になるはずです。
セカンドカーを持つと、1台しか車がなかった頃に比べて、家族の行動範囲が広くなり、色々な用途に車を活用できるようになります。
しかし、新しい車の保管場所や購入時の費用を見積もる際は、以下の点に注意が必要です。
現在住んでいる家や地域によっては、セカンドカーを保有するにあたり、駐車場を確保できるかどうかが問題になります。
自宅の敷地が広いなど、駐車場所を用意するのに不便がない場合は問題ありませんが、都市部で駐車場を探す場合は苦労することも十分考えられます。
また、運良く駐車場所が見つかったとしても、購入予定の車を駐車できる要件を満たしていない駐車場には、車を駐車することはできません。
例えば、以下のようなケースにおいては、車庫証明の要件を満たしていないものと判断され、駐車が認められないおそれがあるため注意が必要です。
セカンドカーを購入するにあたり、多くの人が悩むポイントとしては、おそらく「新車でセカンドカーを購入するかどうか」ではないでしょうか。
新車で購入できれば、コンディションの良い車に長く乗り続けられる反面、本体価格が高くつくため支払負担が大きくなることがネックになります。
特に、1台目のカーローンをまだ支払い終えていない場合、2台目の購入でさらに負担が増えることになり、その点を不安に感じる人は多いはずです。
この点に関しては、状態の良い中古車を購入することで、予算面での問題が解決する場合があります。
中古車なら、貯蓄の範囲で、現金での一括購入も検討しやすくなりますから、ローンを組むことなく車を購入したい人にはおすすめです。
ランニングコストを抑える観点から対策を講じる場合は、任意保険(自動車保険)の加入をどうするかについても考えておきましょう。
実は、所定の要件を満たしてセカンドカーの任意保険に加入する場合、セカンドカー割引という割引プランが適用されます。
所定の要件には、以下のようなものが含まれます。
セカンドカー割引を利用すると、等級も1段階進んだところからスタートするため、一から保険に加入するよりもおトクになり有利です。
セカンドカーを主に個人事業主として「業務」で利用することを想定している場合は、車本体や車にかかるランニングコストにつき、経費計上の方法を勉強しておきましょう。
業務で使用するセカンドカーは、例えばガソリン代や月々の保険料なども経費として計上できるため、車に関連するどのような経費が計上できそうか、自分のケースで考えてみることをおすすめします。
また、購入した車両の価格は、一般的に一括償却できる金額ではないケースがほとんどであることから、減価償却の処理もしなければなりません。
本を読んで理解できない場合は、セミナーなどに参加することも検討する必要があるため、可能であれば学習にかかる費用も見積もっておきたいところです。
セカンドカーの購入を検討しているものの、予算面で購入が厳しいと感じて購入を控えている場合は、カーローンの利用も検討してみましょう。
支払完了時期・月々の支払額などを考慮してカーローンを組むと、支払負担を減らすことにつながります。
ただし、ディーラーや信販会社が取り扱っているカーローンは金利が高い傾向にあるため、かえって支払負担が大きくなる可能性があります。
よって、まずは金融機関が取り扱っているカーローンの審査を受けるようにしましょう。
1台目の車のローンがまだ残っているなどの理由から、金融機関のカーローンの審査に通るかどうか不安な場合は、低金利ローンのマッチング&比較サービス「クラウドローン」を使い、自分の現在の条件にマッチするカーローンを探してみましょう。
クラウドローンを使用すると、基本情報をWeb上で入力するだけで、全国各地の金融機関から「自分の条件で組めるローン」の提案を受けることができます。
近所の金融機関に片っ端から審査を申し込むよりも、効率的に審査を進められるため、仕事で忙しく時間が限られている人も安心です。
セカンドカーがあると、家族の生活が便利になり、1台の車にかかる負担も分散することができます。
セカンドカーにおすすめの車種としては、維持費の安い軽自動車、軽自動車と比較して走行性能に優れるコンパクトカー、燃費の良さが際立つハイブリッド車があげられます。
どのような車をセカンドカーに選ぶにせよ、購入時は駐車場の確保、本体価格、保険料などを考慮した上で検討することが大切です。
購入にあたり支払負担を抑えたい場合は、金融機関のカーローンを利用することも検討してみましょう。
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