2025年09月19日
マイカーローンをはじめとした個人向けローンでは、申告する年収が審査に大きく影響します。実際より多く記載すれば有利になると考える方もいますが、過大申告は信用失墜や犯罪に直結する行為です。
この記事では、その影響と正しい審査の受け方に加え、年収に関して勘違いしやすいポイントも解説します。
目次
マイカーローンや教育ローンなどは「目的ローン」と呼ばれ、使い道があらかじめ決まっているのが特徴です。これらのローンでは、年収が重要な審査基準の一つとなります。
一般的に、借入の上限は「年収と同程度」とされており、車の購入価格も年収の範囲内に収めるのが安心といわれています。ただし、実際には貯蓄や家族からの援助を組み合わせ、年収を超える車を購入するケースもあります。
注意したいのは、審査時に年収を多めに申告することです。虚偽の申告は必ずどこかの段階で判明し、信用を大きく損なうリスクにつながります。
「年収」とは、その人が1年間に得た収入の総額を指します。給与所得者の場合は勤務先から支払われた給与や賞与、自営業者であれば事業から得た利益などが含まれます。
金融機関は提出された書類をもとに、この年収が事実かどうかを確認します。銀行の個人向けローンでは、年収は主に次のような書類によって証明されます。
なお、マイカーローンや教育ローンでは、基本的に「世帯年収」を合算して審査を受けることはできません。審査は申込者本人の年収に基づき、1人の名義で契約する必要があります。夫婦が別々にローンを組むことは可能ですが、契約は独立して扱われ、1本の契約に世帯年収を合算する仕組みはありません。
例えば、500万円の車を購入する場合、夫が300万円、妻が200万円という形で別々にローンを組むことも可能です。ただし、この場合、車は共有名義にはできないので、どちらか一方の名義になる点には注意が必要です。
年収を実際より多く申告した場合、最も大きな影響は金融機関からの信用を失うことです。単なる入力ミスであれば訂正で済むこともありますが、故意の過大申告と判断されると、たとえ本来の年収で融資可能な場合でも、銀行側の心象が悪くなり審査は通過しません。場合によっては、一定期間、ほかの融資を受けにくくなる可能性もあります。
さらに深刻なのは、源泉徴収票や確定申告書を改ざんする行為です。これは単なる虚偽申告にとどまらず、金融機関に対する詐欺罪として刑事罰の対象となります。軽い気持ちで行ったとしても犯罪であることに変わりはなく、発覚すれば社会的信用を大きく損ない、人生に長期的な影響を及ぼしかねません。こうした行為は絶対にしてはいけません。
ローン審査では、申込者の既存の借入状況も必ず確認されます。銀行や保証会社は信用情報機関を通じて住宅ローンやカードローンなどの残高を照会するため、借入を隠してもすぐに発覚します。
申告にあたって一円単位まで正確に把握しておく必要はなく、概算で問題ない場合がほとんどです。しかし、審査を有利に進めたいからと故意に借入額を少なく申告するなど、事実を隠す行為は不正とみなされます。
年収だけでなく、あらゆる項目において虚偽申告は信用を大きく損なう行為なので、避けるべきです。
年収を偽って申告してしまう人がいる背景には、「この年収で本当に審査に通るのだろうか」という不安があるからだと思います。とくに車検が迫っていて早く車を購入したいときなど、焦りが誤った判断につながりやすくなります。しかし、年収を偽って申告しても後の審査で必ず明らかになり、信用を失う原因にもなります。
また、ディーラーローンでは、商談や接客を経て購入する車が決まってから審査に落ちてしまうと、それまでの時間や労力が無駄になるリスクがあります。
その点、銀行のマイカーローンには事前審査のしくみがあり、来店前に審査結果を確認できるため安心です。あらかじめ借入可能額を把握できるので、無理のない購入計画を立てやすいのが大きなメリットです。
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通常の銀行ローンでは、事前審査であっても源泉徴収票などの書類提出が必要なことがあります。しかし、クラウドローンなら、情報を入力するだけで審査が可能です。
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ローン審査では、年収を盛ってしまうなど虚偽の申告は信用を損ない、長期的に大きな不利益を招く可能性があります。年収以外の項目も、正確な情報で申請しましょう。
「クラウドローン」の事前審査を活用すれば、借入可能額や金利を早い段階で確認できるため、不安を解消しながら計画的に購入を進められます。利用料は無料で、オンラインで手続きが完結するため、忙しい方でも無理なくマイカーローンを検討できます。まずは気軽に試してみてはいかがでしょうか。
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