2022年12月26日
より美しくなりたい、コンプレックスを解消したい、そんな思いを叶える美容整形。施術の選択肢も広くなり、低価格で行えるものも増えてきましたが、選択する施術方法によっては高額な費用が必要になります。この記事では、美容整形費用の相場や、高額な施術の支払いに便利な医療ローンについて、審査内容などを詳しく解説していきます。
目次
美容整形は、身体にメスを入れるような大掛かりな施術ほど料金は高く、メスを入れずに行うプチ整形の方が料金は低めです。
まずは主な施術の費用相場をチェックしておきましょう。
身体にメスを入れ、見た目を大きく変化させる施術は大掛かりになるため、費用は数十万円以上と高額になります。
ダウンタイム(手術による傷や腫れが治るまでの時間)がかかるデメリットがありますが、整形後はプチ整形のように効果が無くなったり、元に戻ってしまう心配はありません。
しかし簡単には元に戻せないからこそ、不満やトラブルが生じないよう、手術前のカウンセリングは納得のいくまでしっかりと行うことが大切です。
修正手術が可能な場合もありますが、同等の費用またはさらに高額な費用がかかる可能性もあるため注意しましょう。
両目 切開 | 25~35万円 |
豊胸手術 | 100万円~(注入容量などによって異なる) |
脂肪吸引 | 20万円~(パーツにより異なる) |
隆鼻 プロテーゼ | 30万円~ |
メスを使わずに施術するプチ整形は昔よりもハードルが低くなってきており、気軽に行う人も増えています。
プチ整形は、術後のダウンタイムが短く、身体への負担が少ないといったメリットがあります。ただし、ボトックスやヒアルロン酸注射、二重埋没手術などは効果が一時的で元に戻ってしまう可能性が高いため、何度も施術を受ける場合があります。
切開手術と比べて費用は安く済みますが、何度も繰り返すと最終的に高額になってしまう可能性がありますので注意が必要です。
身体にメスを入れるのに抵抗がある、一時的でも効果を感じたいといった人に向いているのがプチ整形であるといえます。
ボトックス注射 | 1部位およそ1万円~(パーツや状態により異なる) |
ヒアルロン酸 | 1部位およそ1万円~(パーツや状態により異なる) |
一重→二重 埋没法 | 7~15万円 |
レーザー治療(シミ・そばかす取り) | 3万円~ |
医療ローンとは、医療行為を受ける場合に借入ができるローンのことで、目的が限定されていることからフリーローンやカードローンに比べ低金利という魅力があります。高額な医療費を手持ちで支払うことが難しい、すぐに治療を受けたい、そんな場合にとても便利です。
治療が医療行為であれば、保険適用・適用外に関わらず利用することができます。美容整形も医療行為であるため、ローンの利用が可能です。
医療ローンの用途としては、次のようなものが挙げられます。
ローンを利用する場合は、クリニックが提携している信販会社ローンのほか、銀行で扱っている目的別ローンに申し込むことができます。ただし、他のローンと同様に医療ローンにも審査があるため、誰もが利用できる訳ではありません。
医療ローンを利用するためには審査に通過する必要があります。審査のポイントとなるのは、主に①「返済能力」、②「信用情報」、③「他社での借入額」です。それぞれの内容をみていきましょう。
審査では、申込者に対し次のような属性調査が行われます。
属性調査では、申込者が経済的、社会的にどのような状況にあるかを調査することによって、返済能力があるかを判断します。
安定した収入があるかという点が重視されるため、非正規雇用よりも正社員や公務員が有利になり、勤続年数は短いよりも長い方が評価が高くなる可能性があります。
信用情報とは、金融機関を通じて信用情報機関に記録されている、ローンやクレジットカード利用などに関する金銭取引履歴を指し、個人の属性情報をはじめ、過去の借入日・借入金額、返済情報などの取引内容も細かく記録されています。
この信用情報は銀行や信販会社に共有されており、融資の判断材料になっています。
過去に長期の延滞や債務整理を行ったなどの情報があると、審査に不利になる可能性があります。
気になる取引履歴がある場合は、信用情報機関へ開示請求することが可能ですので、事前に情報を確認しておくと安心です。
他社で多額の借入や複数の借入がある場合、返済が困難とみなされ審査に落ちてしまう可能性が高くなります。借入額や契約件数を少なく申告したとしても、信用情報の調査で虚偽が発覚してしまいますので、偽りなく正しい情報で申し込むことが大切です。
また故意でなくても、事実と異なる場合は虚偽とみなされ審査に落ちてしまうことがあります。虚偽の申請があったことも信用情報として残り、今後のローン契約にも影響を及ぼすため、申し込みは慎重に行いましょう。
医療ローンの審査に落ちる可能性が高いのはどのような人なのでしょうか。審査に落ちてしまう原因と、通過するための対策も併せてご紹介します。
融資する金融機関は、「安定・継続した収入があること」を申込者の条件にしており、これは最も重要視している事項のひとつです。ローンは毎月一定額を支払っていく必要があるため、安定した収入がないと支払いが滞ってしまう可能性が高くなるからです。
安定した収入があるかは一般的に雇用形態から判断されるため、毎月決まった収入がある公務員や会社員などに対し、フリーランスやアルバイトなどは収入が不安定とされ、銀行のローン審査は通りづらくなります。心配な場合は比較的審査が通りやすい信販会社ローンを選択しましょう。
過去に家賃やクレジットカード、スマートフォンの利用料金など、何かしらの滞納があった場合は、返済が期待できないとして審査に落ちてしまう可能性が高くなります。
滞納の情報は5年間、自己破産や任意整理の場合は10年間、信用情報として記録が残ってしまいます。気になる場合は事前に信用情報機関に開示請求を行い、情報を把握した上で、信用情報が回復するのを待ってから申し込みをするのが安心です。
他社から多額の借入をしている、または複数の金融機関から借入をしている場合、返済負担が多いため支払いが滞るリスクがあると判断されます。
ここでポイントとなるのは「返済負担率」です。返済負担率とは、年収に占める年間返済額の割合のことを指し、すでに借入があればその返済額も含めて計算されます。
返済負担率が25~30%を超える場合や、4社以上からの借入がある場合は審査通過は難しくなります。
スマートフォン端末の分割払いなども返済額に含まれるため注意が必要です。残債務は見落としがないよう全て確認し、完済してからローンに申し込みましょう。
審査が厳しいとされる医療ローンですが、信販会社ローンであれば、学生やアルバイト、水商売でも利用できる場合が多いです。申し込む際の条件や注意点をチェックしておきましょう。
年齢が18歳以上(成人)のアルバイトやパートでも、安定・継続した収入があること、過去に滞納がない、他社の借入がないなどの条件を満たしていれば、医療ローンを利用できる可能性は高くなります。
未成年の場合は、安定した収入があったとしても本人名義での申し込みができず親権者名義での申し込みとなったり、連帯保証人が必要になる場合があるため注意が必要です。
銀行のローンは未成年の申し込みが不可となりますので、クリニック提携のローンを利用しましょう。
学生であっても、18歳以上で安定したアルバイトなどの収入があれば申し込みは可能です。
ただし、銀行のローンは成人であっても学生は不可となっている場合がありますので注意しましょう。
申し込む場合は、クリニック提携の信販会社ローンの方が審査も比較的通りやすくおすすめです。
夜職では医療ローンが組めないということはありません。申し込み条件を満たす年齢で安定した収入があり、多額の借入やクレジットカード・携帯料金などの滞納がなければ借入できる可能性は十分にあります。
審査通過の可能性を高めるために、収入を証明できる書類(給与明細や確定申告書、お店からの給与振込記録など)を用意しておくことや、ローン審査の上で在籍確認があることを勤務しているお店に伝えておくことも重要です。その場合は本名もきちんと伝えておきましょう。
美容整形に使える医療ローンとして、主に銀行のローンと信販会社のローンがありますが、それぞれ異なる特徴があります。メリットやデメリットを理解した上で、状況にあったローンを選択しましょう。
銀行系医療ローン | 信販系医療ローン | |
金利 | 2.5~10%程度 | 4~14%程度 |
審査 | やや厳しい | 通りやすい |
審査にかかる期間 | 数日~2週間程度 | 即日から数日程度 |
銀行の医療ローンは何といっても低金利なのが魅力です。ただしそのぶん審査は厳しく、安定した収入が必要です。審査も慎重に行われ時間を要するため、信販系医療ローンのように即日で利用することはできません。
また銀行により医療ローンの対象となる治療が異なるため、希望の銀行ローンが目的の美容整形に利用できるか確認が必要です。
クリニック提携の信販会社ローンは、施術するクリニックで申し込みができるため、別途金融機関に足を運ぶ必要もなく手軽です。また早ければ即日でローンが利用でき、すぐに施術をすることも可能です。
銀行のローンに比べると金利は少し高めですが、審査は比較的通りやすく、アルバイトや学生などでも借入できる可能性が高くなります。
注意しなければならないのは、クリニックを転院する場合です。ローン契約後に万が一転院してしまうと、契約しているローンの全額返済を求められる可能性があります。このようなトラブルが起きないよう、クリニック選びは慎重に行いましょう。
信販系医療ローンと銀行系医療ローン、それぞれにメリット・デメリットがありますが、金利を重視する場合はやはり銀行系医療ローンがおすすめです。
銀行の医療ローンは取り扱いが少ないことから、自力で探すのは時間がかかってしまいますが、「クラウドローン」を活用すれば、希望に沿ったローンを簡単にまとめて探すことができます。
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美容整形費用はクリニックや施術方法にこだわるほど高額になりがちで、貯蓄からまかなうのは難しいケースも少なくありません。
手持ちはないけれどすぐに施術をしたい、そんなときに便利な医療ローンですが、後の返済負担を極力抑えるためにも、低金利で希望に合う内容のローンを探すことが大切です。
理想の自分に近づき、さらに豊かな毎日を過ごせるよう、美容整形費用は賢く準備しましょう。
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美容整形は、自己の美意識を高め、コンプレックスを解消するための選択肢の一つです。しかし、その費用は施術の種類や方法によって大きく異なります。この記事では、美容整形の費用相場や、手術や治療費用を支払うための医療ローンについて解説しています。 美容整形の費用相場については、大掛かりな手術ほど費用が高額になる傾向があります。また、プチ整形などの方法も選択肢として挙げられ、その費用も低価格で施術が可能です。医療ローンを利用することで、高額な費用を一括で支払うことなく、施術や治療を受けることができます。 医療ローンの審査基準や通過の難しさについても触れられており、収入や信用情報、既存の借入額などが審査のポイントとされています。また、特定の条件を満たさない場合、審査に通過することが難しくなる可能性もあることが指摘されています。 最後に、銀行系医療ローンと信販系医療ローンの比較や選び方についても解説されています。金利や審査の厳しさなどを考慮して、自身の状況に合ったローンを選択することが重要です。