2022年10月28日
年齢や性別を問わず、幅広く利用されるようになってきている「脱毛」。気になることの1つは、その“費用”ではないでしょうか。
脱毛の費用はクリニックや選ぶプランによって異なりますが、全身・医療脱毛となると、まとまったお金が必要になってきます。料金の支払いにはさまざまな方法がありますが、高額な費用をすぐに支払えない場合は「医療ローン」を利用することもできます。
この記事では、脱毛に医療ローンを使う上でのメリット・デメリットや審査の基準などを解説していきます。
目次
まずは脱毛の費用相場を確認してみましょう。脱毛には「サロン脱毛」と「医療脱毛(クリニック)」があり、それぞれに特徴もあります。
サロン脱毛 | 医療脱毛(クリニック) | |
---|---|---|
費用 |
9万〜14万円(全身※:6回) |
13万〜27万円程(全身※:5回) ※顔・vio:含まない |
効果 | 医療脱毛より劣る | 高い |
必要期間 | 2〜3年 | 1〜1.5年 |
医療脱毛はサロン脱毛に比べ費用が高い傾向にありますが、サロン脱毛ではできない高出力でのレーザー照射が可能といった利点があります。
しかし表からも分かるように、医療脱毛の費用は高額です。まとまったお金をすぐに支払えない場合は「医療ローン」を使うのも1つの手。医療ローンは、保険適用・適用外に関わらず利用可能で、医療費の分割支払いを目的としたものです。そのため「医療行為の脱毛」にも使えるのです。
脱毛で医療ローンを利用する場合は、主に銀行など金融機関から借入する「銀行系医療ローン」か、クリニック提携の信販会社から借入する「信販系医療ローン」となります。
気になる「金利」やそれぞれの特徴について詳しくみていきましょう。
銀行系医療ローン | 信販系医療ローン | |
---|---|---|
金利 |
2.5~10%程度 |
4~14%程度 |
審査 | やや厳しい | 通りやすい |
審査にかかる期間 | 数日~2週間程度 | 数日程度 |
銀行などの金融機関で扱っている医療ローンは、目的がはっきりとしている“目的別ローン”の1つとなります。フリーローンやカードローンに比べ金利が低く設定されていることも多く、支払い総額をできるだけ抑えたい方に銀行系医療ローンは特におすすめです。
しかし、審査はやや厳しくなっているので、借入までに期間を要する点には要注意。審査を通過するためには、安定した収入があるかも重要なポイントです。
また医療ローンを扱っている銀行は、住宅ローンやマイカーローンに比べると少なく、扱っている銀行であっても、ローンの対象としている治療がそれぞれ異なります。そのため脱毛が対象になる医療ローンなのかどうか確認が必要です。
クリニックによって、提携している信販会社の医療ローンを利用することができます。ローンの申し込みはクリニックで行えるため、金融機関へ足を運ぶ手間がかかりません。
また信販系医療ローンのメリットは、銀行のローンよりも審査が通りやすく、借入までの期間も短い点。「審査に通るのか不安」、「できるだけ早く借入したい」といった方にはおすすめです。
一方、デメリットとしては、上の表からも分かるように銀行のローンに比べ金利が少し高めであること。支払い総額を少しでも抑えたい方は、一定の分割回数分金利を負担してくれるクリニックもありますので、そういった施設を選ぶのも得策でしょう。
クリニックからローンを申し込みをした場合、そのクリニックから転院ができないというデメリットもありますので注意しましょう。
医療ローンは、そのほかのローンと同じように誰しもが利用できる訳ではありません。借入する銀行や信販会社などで、年収や年齢などの ①「属性」と、②「信用情報」から“返済能力がある”と判断された場合に借入ができるのです。
ローンの審査において属性とは、年齢、家族構成、住居年数、住宅ローンもしくは家賃の負担額、職業、勤務先、勤続年数、年収、収入形態、他社借入件数、他社借入金額といった“個人情報”のことをいいます。これらの個人情報から「安定した収入があるのか」、「返済能力があるのか」といったことを判断されます。
審査で確認される信用情報とは、クレジットカードの利用やローンの支払い状況など、金融機関に蓄積されている金銭の取引履歴のことをいいます。クレジットカードやローンの支払いが遅れていたり、過去に債務整理を行っているなどの情報があると、審査の上で不利になります。
銀行のローンは、成人していることが申し込む際の条件の1つです。銀行系医療ローンについても、借入時に満18歳であれば本人名義で申し込める場合があります。その上で、属性や信用情報を踏まえ審査されます。安定した収入があることが重視されるため、パートやアルバイトでは審査が通らないことが多くあります。また、収入が高いからといっても、不安定な収入形態であれば不利になることもあります。
信販系の医療ローンは、会社によって異なりますが18歳以上で定期的な収入があれば、学生でも利用できる場合が多くなっています。
未成年の場合は、収入の有無に関わらず親権者などの連帯保証人をつけることで利用可能となる場合が多く、連帯保証人の経済面に問題がないかがポイントとなります。
また、専業主婦も未成年と同様に、配偶者など安定した収入がある連帯保証人をつける必要があります。
医療ローンの申し込みには、主に次のものが必要になります。
上記の他に、
などが必要になる場合があります。銀行やクリニックによって必要書類が異なりますのでよく確認しましょう。
医療ローンの申し込みをする際には、以下のポイントを念頭に置きましょう。ローンの審査に落ちてしまった場合、すぐに再度申し込みをしても同じ結果になってしまいます。審査通過の可能性を高めるために、今からでもできることを確認してみましょう。
当然のことながら、年収や勤務先を偽って申告をするのはNGです。審査に落ちるだけでなく、虚偽の申請があったことが金融機関へ情報として残り、今後のローン申し込みにも影響が出てしまいます。どんな状況であれ、事実に基づく申請が大前提といえます。
また、故意ではなかったとしても、事実と異なる場合は虚偽と認識され、落ちてしまうこともあります。誤りのないよう、よく確認しながら申し込みをしましょう。
別のローンやクレジットカードの支払いなどに滞納がある場合、審査に落ちてしまう可能性が高くなります。奨学金の返済やスマホの利用料金支払い滞納など、見落としがちなものもあるので注意しましょう。
また、他のローン契約・利用数が多ければ多いほど審査も厳しくなり不利となります。返済可能なローンなどがあれば、支払いを済ませておくことが望ましいでしょう。
なお、信用情報が金融機関に登録される期間には限りがあります。過去に気になる履歴がある場合には信用情報期間に開示請求し、情報を把握しておくと安心です。
医療ローンを利用すれば「今、脱毛したい」という希望が叶う一方で、「ローン返済」という経済負担を背負うこととなります。安心して脱毛するためにも、医療ローンのメリットとデメリットをしっかり把握しておきましょう。
医療脱毛を受けたいけれど手持ちが少ない…。そんな場合でも、医療ローンの審査が通りさえすれば、脱毛をすぐに始められます。
学生のうちに脱毛を始めれば、学割がきいて社会人から始めるよりも費用がお得になる場合があります。医療脱毛は脱毛に要する期間も短めなので、学生のうちに全身脱毛が叶えられるかもしれません。「手持ちは少ないけれどできるだけ早めに脱毛したい。」そんな方にとって医療ローンを使うことはメリットといえるでしょう。
医療ローンを使うことによって脱毛が叶う反面、ローンが残ってしまう点はデメリットとなります。事前に以下のことを理解しておきましょう。
一部の金利ゼロプランを除き、基本的には支払い総額が多くなってしまいます。後の返済計画、貯蓄計画をしっかりすることが大切です。
もしも滞納してしまった場合、信用情報に記録が残りクレジットカードが作れなくなったり、別のローンを利用できなくなってしまう可能性があります。
分割回数が多いほど月々の返済額は少なく済みますが、回数によっては脱毛が終了してもローンだけが残り、支払いが続いてしまいます。支払い期間を少なくするためにも、な るべく少ない分割回数にすることが望ましいでしょう。
初めに契約した脱毛回数では満足できず、追加で脱毛をする場合は、ローンの支払いとは別に、新たに支払いが必要です。追加脱毛をしたい場合は、ローン返済が終了してから 始めましょう。
脱毛の支払い方法は施設によって異なりますが、医療ローンを含めいくつかの方法から選択することができます。医療ローン以外の支払い方法もチェックしておきましょう。
手数料もなく、お金を余分に支払う必要がありません。そして支払いは一度で終了なので安心して脱毛を受けられます。まとまったお金がある場合はこの方法がおすすめです。
支払いにクレジットカードが使える施設は多く、すでにクレジットカードを持っているのであれば手続きもなく、支払いもスムーズに行えます。また、一括払いであれば手数料がかからず、ポイントもついてお得になるメリットがあります。
注意したいのは分割払いの場合です。手数料がかかってしまうので、なるべく少ない分割回数にすること、事前にシュミレーションしておくことなどが大切です。
クレジットカード払いの場合は、利用限度額も確認しておきましょう。限度額によっては、全額クレジットで支払えない場合もあります。
初めにまとめて料金を支払う必要がなく、経済的にも安心です。また好きな回数だけ脱毛することができるので、無駄がない方法といえるでしょう。
銀行が扱っている使いみちが自由な個人向けのローンで、事業・投資以外の目的であれば利用でき、一括で必要な分を借入することができます。申し込み時に満20歳であることが条件となっている場合が多いです。
フリーローンは、医療ローンに比べ金利は高めですが審査は通りやすいため、医療ローンの審査に不安がある場合はフリーローンを利用するのも1つの方法です。
医療脱毛ではありませんが、月額定額制で脱毛を受けることができるサロンもあります。
習い事の月謝のような感覚で、開始から終了まで毎月定額の費用を支払います。好きなタイミングでやめることができ、通う期間が短いほど費用が抑えられます。
医療ローンは金利が低めであることから、脱毛にも便利であることが分かりました。特に銀行系医療ローンは信販系医療ローンに比べ、低金利で支払い総額が抑えられることから、ローンを組む場合にはおすすめです。
しかし、医療ローンを取り扱っている銀行は少なく、数多くある銀行の中から探し出すのは時間も手間もかかってしまいます。そんなときに便利なのが「クラウドローン」です。クラウドローンでは、多目的ローンやフリーローンなどもまとめて探すことができます。
クラウドローンは、基本情報や希望などの簡単な登録をするだけで、複数の銀行から希望の条件に合うローンプランの提案を受けることができます。クラウドローンを活用して、脱毛に使える銀行系医療ローンを探してみましょう。
医療ローンのメリット・デメリットを踏まえ、脱毛で利用する場合のイメージができましたでしょうか。まずは予算と希望の内容を整理して、自分にマッチするクリニックを選びましょう。
ローンは、返済総額をできるだけ抑えることも重要です。金利は金融機関によってさまざまですので、比較してから決めるのがベスト。低金利な医療ローンを探して、お得に脱毛を叶えましょう。
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脱毛にかかる費用は、クリニックやプランによって異なりますが、医療脱毛の場合は一般的に高額です。そのため、まとまったお金が必要な場合は医療ローンを検討することも一つの手段です。医療ローンには銀行系と信販系の2種類があり、それぞれ金利や審査の基準が異なります。銀行系は金利が低く、支払い総額を抑えたい方に適していますが、審査が厳しい傾向があります。一方、信販系は審査が通りやすく、手続きもクリニックで完了できる便利さがあります。どちらのローンを選ぶかは個々の状況によりますが、返済計画や費用面をしっかり考慮して選ぶことが重要です。さらに、ローンを利用する際には審査基準や必要書類なども確認しましょう。脱毛を受ける際には、自分に合った支払い方法を選択することで安心して施術を受けることができます。