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樹木葬の費用は安い?費用の内訳や安く抑えるためのポイント

一言コメント村田大輔 - 貸金業取扱主任者/クラウドローン株式会社代表

時代に応じた墓地の選択は、経済的な観点からも重要な決断です。特に、樹木葬はその費用対効果や環境への配慮から注目されています。この記事では、樹木葬の費用相場とその内訳、さらにはコストを抑える方法までを包括的に解説しています。経済的な負担を軽減しながらも、故人にとって意味のある場所を選ぶための参考になるでしょう。樹木葬を検討中の方にとって、必読の内容です。

時代とともに、お墓のあり方も変化してきています。樹木葬や永代供養墓を購入検討される方も増加傾向にあり、樹木葬への改葬を検討中の方もいらっしゃることでしょう。樹木葬の佇まいや埋葬方法は様々なタイプがあるため、樹木葬にかかる費用もそれぞれ違ってきます。
この記事では、樹木葬の費用の相場や内訳、費用を安く抑えるポイントをわかりやすく解説していきますので、樹木葬の購入を検討されている方は、ご一読ください。

樹木葬の費用は埋葬方法で異なる

樹木葬とは、「購入した区画に建てる目印(墓標)を、墓石ではなく植樹を使ったお墓」のこと。
永代供養付きのことが多いため、昨今人気が高まりつつあります。「自然葬」と呼ばれることもあり、自然が好きだったり、最後は土に還りたい方向けと言えます。

樹木葬の埋葬方法には、合祀型タイプ集合墓型タイプ個別型タイプといった3タイプあり、費用の相場がそれぞれ異なります。
それでは、タイプ別に詳しくご説明していきます。

合祀型樹木葬の費用は3万円から

合祀型樹木葬は、シンボルツリーやモニュメント、地下のカロートを共有するお墓です。骨壺を使わず、他の人の遺骨と一緒に埋葬されるため、墓じまいされる方やお墓の後継者がいない方向けと言えるでしょう。

費用相場としては5万~20万円ほど。費用は、永代供養料のみかかることが多く、俗名や行年が彫刻された銘板を購入する場合は、銘板料や彫刻代が別途かかります。都市部から離れた場所の霊園であれば、3万円程度から購入可能に。

合祀型樹木葬は、費用やお墓の手入れの面においても、故人や遺族にとって負担が少ないお墓と言えますが、合祀型のお墓に一旦埋葬すると改葬は不可能になります。そのため、購入する前にしっかり比較検討すると良いでしょう。

集合墓型樹木葬の費用は20万円から

集合型樹木葬は、シンボルツリーやモニュメントを共有しますが、骨壺を使い個別に埋葬するタイプです。

費用相場としては20万~60万円ほどかかり、専用の骨壺代が別途かかる場合があります。お一人用から購入できることも多く、7・13・33回忌後に合祀されるプランもあります。費用は、個別型樹木葬より比較的安価に抑えられますが、一人当たりの費用が割高になる場合もあるため、費用を比較検討すると良いでしょう。

注意点としては、埋葬した骨壺を後から取り出して、他の霊園に改葬することができない場合があります。事前に、改葬可能かどうかご確認ください。

個別型樹木葬の費用は50万円から

個別型樹木葬は、シンボルツリーやモニュメントを共有または個別で購入し、家族ごとに埋葬するタイプのお墓です。「〇〇家」といった銘板を、購入区画に設置することが多いです。

費用の相場は、50万~150万円ほどかかります。2体~6体ほど埋葬でき、費用には、永代供養料・銘板料。彫刻料、永代管理料などが含まれることが大半です。

お一人、ご夫婦のみ、家族ごと、ペットと眠れるタイプといった様々なプランがあるため、色々な樹木葬を比較検討すると良いでしょう。永代供養付きの場合は、一般的に回忌後の合祀や墓じまいはありませんが、なかには、17年または33年後に合葬(他の人と一緒に納骨)する樹木葬もあります。

樹木葬は立地によっても費用が異なる

不動産と同様、樹木葬の立地においても、費用が大きく変わってきます。郊外なのか、駅前なのかといったアクセス面でも費用負担は異なります
郊外の樹木葬であれば、ご遺族も遠足や観光気分で、四季折々の豊かな木々やお花に囲まれた樹木葬のお参りができます。一方、都市部の樹木葬であれば、手軽にお参りすることができ、帰りに外食やショッピングも楽しめるケースもあります。
それでは次に、里山型樹木葬と都市型樹木葬について詳しくご説明していきます。

里山型樹木葬は3万円から

里山型樹木葬とは、首都圏から離れた豊かな自然に囲まれて眠る樹木葬のこと。費用は3万~150万円ほどかかります。ゆったりとした購入区画に、お好みのシンボルツリーを1本ずつ植えるタイプも多いため、自然が好きで、最後は土に還りたい方向けと言えます。
ただし、自宅や駅から遠方だったり、自家用車のみでしかお参りできない場合、大雪や雨天時に道路が通行止めになる場合もあるため、ご注意ください。

都市型樹木葬は5万円から

都市型樹木葬とは、都心部にあるアクセスの良い樹木葬のことをさします。費用は5万~150万円ほどが相場です。
1~数本のシンボルツリーやモニュメントの周りに複数の個別墓や合祀墓を設けたタイプや、専用の埋葬容器を使って花壇の区画に埋葬するタイプなどがあります。
都市型は土地の広さにも限りもあるため、骨壺で安置してから回忌後に合葬されることがほとんどです。
アクセスも良く、寂しくない雰囲気であることが多いため、女性お一人でもお参りしやすい樹木葬が多いです。

樹木葬費用の内訳

樹木葬は、一般墓のような墓石や土地を購入する必要がないため、極端なオプション購入をしない限り、費用を抑えることができると言えるでしょう。
樹木葬の費用の内訳にはどのようなものが含まれるのか、次に詳しくご説明していきます。

霊園使用料はすべてのタイプの樹木葬で必要

霊園使用料とは、霊園の区画を使うための費用、遺骨を埋葬するための土地の使用料のことであり、すべてのタイプの樹木葬で必要になります。
費用の相場は、5万~80万円ほどかかります。また、家族ごとに個別の区画を使うか、他の複数人と一緒の区画を使うかにより、必要な費用も変動します。
費用の価格帯としては、合祀型樹木葬は比較的リーズナブルであり、集合型樹木葬は平均的、個別型樹木葬は高めの傾向になります。

永代供養料は別途必要な場合も

永代供養料とは、霊園や寺院へ、遺骨を永代にわたって供養してもらうために支払う費用のこと。樹木葬は、個別に納骨しても、回忌後に合葬されることが多いため、霊園使用料に、永代供養料が含まれることが多いです。
霊園によっては、永代供養料が含まれていない場合もあるため、料金表や担当の営業の方へご確認ください。寺院墓苑の場合は、檀家義務やお布施が別途必要になる場合もあります。

埋葬料は埋葬のたびかかることも

埋葬料とは、ご遺骨を埋葬、納骨する費用のことであり、霊園使用料に含まれる場合があります。
契約者の埋葬や納骨のタイミングで、その都度費用を支払う必要がある場合がほとんどのため、担当の営業の方へ確認することをおすすめします。

銘板料(彫刻料)は樹木葬費用を左右する

個別型樹木葬では、「〇〇家」と彫刻された銘板や墓誌を、必ず購入しなければならない場合があります。費用の相場は、数万円から20万円ほどかかります。
銘板の石の種類やサイズ、字体などが画一的な樹木葬はリーズナブルな傾向にあり、自由にデザインを選ぶことができる樹木葬の場合は、高めの傾向になります。
合祀型や花壇や芝生を使った区画の場合においては、オプションにて銘板を購入する樹木葬もあります。

管理費が発生するかは要確認

年間管理費については、合祀型樹木葬の場合は不要なことが多く、集合型樹木葬や個別型樹木葬の場合は、8千~2万円ほどかかかると言われています。
霊園使用料や永代供養料に管理費が含まれる樹木葬もありますが、生前購入した場合において、管理費が発生する場合もあります。

樹木葬の費用を抑える方法

お墓は一生の買い物であり、納得したものを購入したいところ。とはいえ、生前購入の方や残された遺族の大切な日常生活費との折り合いをつけたいものです。
それでは次に、樹木葬の費用を抑える方法を詳しくご解説していきます。

樹木葬の費用を抑える方法①複数の霊園を比較する

まずは複数の霊園ごとに、費用の比較検討を行いましょう。ポータルサイトのご利用も、おすすめです。昨今、樹木葬を取り扱う公営墓地も増えてきているため、近くの公営墓地が樹木葬を取り扱っているかどうかもご確認ください。

樹木葬の費用を抑える方法②埋葬のタイプを検討する

合祀型、集合墓型、個別型といったタイプ別に費用が大きく変わってくるため、予算に応じて比較検討をすると良いでしょう。

樹木葬の費用を抑える方法③埋葬可能人数を最低限にする

個別型樹木葬は、納骨する契約者が多ければ多いほど、費用は高くなる傾向に。夫婦のみなど人数が決まっている場合は、大人数を収容できる区画は避けると良いでしょう。
規定人数内で抑えるために、古い埋葬者を合祀してから、新たに新しい埋葬者を埋葬する樹木葬もあります。その場合は、新規登録料や納骨費用が必要になることがほとんどです。

樹木葬の費用を抑える方法④銘板を設置しない

銘板料は、オプションの場合もあります。そのため、銘板を設置しなければ、銘板料と彫刻料を抑えることができます

樹木葬の費用にローンは使える?

樹木葬の費用は、ある程度まとまった費用が必要になるため、霊園によっては、信販会社と提携しメモリアルローンを提供している場合があります。霊園で申し込めるため、手続きがスムーズに行えますが、比較的高めの金利になることが一般的です。
一方、銀行のメモリアルローンや樹木葬の費用に使える銀行のフリーローンは、信販会社のメモリアルローンより、金利が低めの傾向になることがほとんどです。

樹木葬費用に使えるローン探しはクラウドローンが便利

お一人やご家族だけで、樹木葬のローンを取り扱う金融機関を探すのは、手間も時間もかかるもの。樹木葬費用に使えるローンをお探しなら、クラウドローンをおすすめします。
クラウドローンは、お金を借りたい人と、お金を貸したい金融機関をつなぐ日本初のプラットフォーム
まずは、樹木葬のプランごとの費用を比較検討したら、クラウドローンの無料診断を受けることをおすすめします。簡単なユーザー登録と借入条件の入力も、たった3分で終わります。その後の審査や手続きも、オンラインですべて完結。お墓探しのすきま時間に、手軽にお手続きを進めることができます。ご利用いただいている方も、さまざまな年齢や収入の方がいらっしゃるため、安心感があります。

樹木葬は費用や立地を比較して後悔しないように選ぼう

樹木葬の立地や設備の充実さ、埋葬方法などによっても費用は大きく変動します。「もっと駅から近いところにすればよかった」「バラなど多くの植樹に囲まれた霊園のほうが華やかだった」といった後悔がないように、様々な樹木葬の比較検討することをおすすめします。
納得のいく樹木葬の費用が足りない場合は、クラウドローンをご活用ください。日常生活の費用面においても、ゆとりがうまれるため、安心して終活を進めることができるでしょう。


POINT

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