2024年05月01日
新婚旅行は、夫婦にとって初めての特別な旅行です。だからこそ、2人の夢のプランをできる限り実現したいと思うでしょう。しかし、費用の問題が気になることも事実です。今回は、新婚旅行に人気の行き先とそれぞれの費用相場、そして、費用を賢く抑えるコツについて解説します。さらに、新婚旅行費用の準備方法も紹介しますので、ぜひ参考にして、素敵な旅を楽しんでくださいね。
目次
新婚旅行にかけられる予算はカップルによって幅広いものですが、平均費用は約51万円ほどです。ここ数年は、さまざまな理由から国内旅行や近場の海外リゾートを選択するカップルが最も多く、2023年度の最頻値は約10万~30万円程度とも言われています。
しかし、現在でも、新婚旅行の定番ハワイやモルディブ、ヨーロッパの人気は根強く、2人の貯金や状況に合わせて渡航先やプランを選択し、一生の思い出に残る豪華な旅を計画するカップルが多いようです。
新婚旅行の費用をできるだけ抑えたいカップルは、国内旅行もしくはマレーシアのランカウイ島やインドネシアのバリ島など、気軽にリゾート気分を楽しむことができる東南アジア圏を選ぶ傾向にあります。2泊3日程度の国内旅行なら予算を10万円以内に抑えることも可能です。
ホテルのグレードやシーズン、プラン内容によって費用の差は大きく異なりますが、新婚旅行の予算が60万円以上であれば、定番ハワイやタヒチ、モルディブやヨーロッパなどで、普段よりも少しリッチな海外旅行を楽しむことができます。
新婚旅行には旅費以外にも、平均約2万~6万円程度のお土産代が必要です。ただし、海外への旅行の場合は、約10万円程度かかることもあります。そのため、お土産代へどのくらいの予算を充てられるかを事前に検討しておくことも大切です。
ここからは、新婚旅行で人気の旅行先別にかかる費用の平均をくわしく見ていきましょう。国内旅行では特に、カップルによって新婚旅行にかけられる費用の幅が広いことがわかります。
人気の旅行先(国内) | 新婚旅行にかかる費用(2名分) |
---|---|
沖縄 | 6万~75万円程度 |
北海道 | 7万~140万円程度 |
東京 | 6万~120万円程度 |
国内でもリゾート感を満喫できる沖縄は、国内の新婚旅行先人気NO.1。沖縄本島だけでなく、宮古島や石垣島、西表島などの離島を巡ったり、フォトウェディングを合わせたプランを計画するカップルが増えています。
沖縄の新婚旅行にかかる費用の平均は4泊5日で20万~30万円ほどですが、ホテルや客室のグレードを上げるなどして、新婚旅行ならではの贅沢な時間を楽しむ方もいます。また、現地でマリンスポーツやオプショナルツアーを楽しむ場合は、旅費とは別の予算を用意しておくと安心です。
北海道も、国内の新婚旅行先として大変人気が高いエリアです。3泊4日もしくは4泊5日の日程で15万円前後の予算を設定するカップルが最も多く、新婚旅行向けのプランやアニバーサリープランを利用して、スイートルームや露天風呂付きのお部屋など、新婚旅行ならではの少し贅沢なひとときを楽しんでいます。
さらに、予算や日程を大きく取れるカップルは、知床や釧路、網走や室蘭などに足を延ばし、北海道をじっくり満喫しています。
忙しいカップルに選ばれるのが東京です。一般的な日程は2泊3日または3泊4日と短めですが、普段は泊まれないハイグレードなホテルを予約して、一味違った豪華な東京スタイルを楽しんでいるそうです。
東京での新婚旅行にかかる平均的な費用は移動費や宿泊費、テーマパークチケット代金などを含めて約20万~40万円程度です。ホテルのランクや場所、日程を上手に工夫をすれば、横浜や川越など首都圏エリアの観光地を巡ることも十分に可能です。
次に、海外の人気旅行先別にかかる費用相場を見ていきましょう。こちらも、カップルによって新婚旅行にかけられる予算の幅が広いことがわかります。
人気旅行先(海外) | 新婚旅行にかかる費用(2名分) |
---|---|
モルディブ | 80万~350万円 |
ハワイ | 70万~350万円 |
ヨーロッパ | 60万~480万円 |
アジアリゾート | 20万円~ |
新婚旅行に人気のビーチリゾートとして確固たる地位を築いているのが、モルディブです。透き通る海と水上コテージなど、日常生活とは一線を画する空間と時間を楽しむためには、6~8日間の旅行期間で最低でも約80万円程度の予算が必要になります。
モルディブでは、一般的にホテル内のレストランで食事をとるため、滞在中の費用を心配せず過ごせるオールインクルーシブタイプのプランが充実しています。中には、クルージングや贅沢なカップルスパが含まれるプランもあります。
2024年現在、円安や原油高の影響により、新婚旅行の定番であるハワイの旅費や物価が高騰しています。そのため、最低でも70万円程度の予算が必要となり、宿泊するホテルのグレードにこだわる場合には、100万円以上の準備があると安心です。
ハワイ旅行の一般的な滞在期間は5泊7日です。日中はホテルでくつろぐよりも買い物や観光を楽しみたい場合は、同じホテルでもオーシャンビューではなくシティビューの部屋を選ぶと、宿泊費用を大幅に節約できます。
ヨーロッパへの新婚旅行にかかる一般的な予算は、約60万~100万円です。ただし、2ヵ国以上の周遊を計画している場合は、最低でも約100万円以上の予算が必要となります。その他にもオプショナルツアーや交通費、食事代、お土産代などの出費が重なる可能性があるため、余裕を持って準備しておくと良いでしょう。
ヨーロッパへの新婚旅行では、一般的な滞在期間が8〜10日程度と長めです。できるだけ費用を抑えながらも、新婚旅行を存分に楽しむためには、宿泊費や食費を抑えるよりも、ハイシーズンや直行便を避けるなどして、航空運賃を節約することがおすすめです。
予算や日程に限りがあるカップルには、下記のエリアなどのアジアリゾートがおすすめです。4泊5日の日程で約20万円ほどから、普段より少し豪華な旅を楽しむことができます。例えば、カンボジアでは、5つ星ホテルに東京の相場の半額程度で宿泊することも可能です。
平日の出発や帰国、またはLCCの乗継便を選択することで、渡航費用を節約することができます。その節約分を活用して、ホテルのグレードを上げたり、スパやアクティビティに費用を充てるなど、より贅沢な旅を計画することもできるでしょう。
新婚旅行は夫婦にとって特別で大切な旅です。予算が限られている場合でも、次の方法やポイントを参考にして、2人らしい素敵な旅をリーズナブルに計画しましょう。
新生活を見据えて新婚旅行の費用をできるだけ抑えたいカップルは、10万円以内の予算でも楽しめる国内旅行や、比較的費用の安いアジアリゾートを選択すると良いでしょう。日程や渡航手段を工夫すれば、気軽に少し贅沢な旅を楽しむこともできます。
GWやお盆、年末年始などのハイシーズンを避けたり、ツアーや航空券の早期予約割引を活用することで、新婚旅行の費用を大幅に抑えることができます。さらに、柔軟に日程を組むことができる場合は、平日の出発と帰国を選択すると割安になります。
ハネムーンツアーを利用するのもおすすめです。旅行会社によっては、不定期でセールを実施したり、特典としてパスポート更新料金やWi-Fiレンタル料金のキャッシュバックなどが付いたお得なプランを提供しています。
ただし、予期せぬ出費が食事やアクティビティにかかる可能性もあるため、パックに含まれるオプションやツアー内容はしっかりと確認しましょう。細かな予算設定が苦手な場合は、オールインクルーシブのプランを検討しても良いでしょう。
個人で航空券やホテルを手配できる場合は、予算に応じてグレードを調整し、2人に最適な旅行プランを柔軟に立てることができます。ただし、渡航や交通手段、ホテルを個別に予約する手間だけでなく、トラブルへの対応など、全てが自己責任となるデメリットもあります。
新婚旅行を計画する際には、かかる費用をどうやって支払うのかも悩みの種のひとつです。ここからは新婚旅行費用の調達方法をいくつか紹介しますので、夫婦2人の状況に最適な方法を参考にしてください。
一般的なカップルは、新婚旅行の費用を2人で折半しています。すべての費用まとめて均等に分ける場合もあれば、他の結婚費用と合わせて項目別に負担するケースもあります。また、貯金額の多い方が負担する割合を多めにする夫婦もいます。
その他にも、新婚旅行費用を旅費と現地での食事代やお土産代に分けて、それぞれが負担したり、両親や親戚からいただいたお祝いを活用するカップルもいます。ルールやしきたりは一律ではなく、さまざまな形で資金を工面しています。
近年では、結婚生活が一段落し、ある程度の貯蓄ができてから新婚旅行を計画する夫婦が増えています。また、金銭的な制約によって妥協するのではなく、2人のペースで理想の新婚旅行を実現したいと考えるカップルもいます。
新婚旅行の資金を計画的に貯めたいカップルには、大手旅行会社や航空会社の旅行積み立て制度もおすすめです。この制度を利用すると、利率によっては積み立て満期時の加算が見込めるだけでなく、ツアー代や航空券などに使える旅行券などの特典が付くお得なプランも選べます。
新婚旅行に使えるまとまったお金が手元にないけれど、2人で新婚旅行に行ける日程も限られているというカップルはローンの利用も検討しましょう。新婚旅行の費用には、ブライダルローンやフリーローン、カードローンが利用できます。
一般的なブライダルローンは、結婚式や披露宴の費用だけでなく、新婚旅行費用もカバーします。ブライダルローンは使用目的が限定された目的別ローンの一種であり、比較的低金利でかつ計画的に活用できるのが特長です。
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憧れのハワイやヨーロッパ、モルディブなどの渡航先では、最低でも予想以上の費用がかかることがあります。新婚旅行の計画を練る時間がたっぷりあるカップルは、費用も計画的に用意することが大切です。ブライダルローンを検討する場合は、2人で将来の生活設計をじっくり話し合い、無理のない範囲で利用することをおすすめします。これから始まる2人の旅が、素敵な思い出になりますように。
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