2024年05月27日
ラグジュアリーな雰囲気を楽しめるホテル空間。そんな場所でのホテル暮らしは魅力的であり、現代に合った暮らし方のひとつとも言えるでしょう。長期間のホテル暮らしには、どのくらい費用がかかるかご興味ありませんか?
今回は、ホテル暮らしの費用相場やメリット・デメリットなどを解説していきます。ホテル暮らしを検討している方は、この記事をご参考にされてください。
目次
最近注目を集めているホテル暮らしは、賃貸物件やマンションの代わりに、ホテルにおいて長期滞在するライフスタイルのこと。ホテルには、日常最低限のものは揃っていますが、長期的に暮らすには、ハードルを高く感じる人も少なくありません。
ホテル暮らしをする背景には、テレワークの普及により、ある時は会社の近く、ある時はリゾートホテルといった多拠点での勤務が可能になってきたことでしょう(職種による)。
くわえて、介護施設へ入居する時のような審査もいらず、防犯面やサービス面、コンシェルジュが常駐している安心感から、ホテル暮らしを選ぶ富裕層のアクティブシニアも増加傾向にあります。
ホテル暮らしをする人やホテル暮らしに向いている人は、以下が挙げられます。SNSモニターを募集している場合もあるため、興味がある方はチェックしてみてください。
ホテルの宿泊料は、費用体系がシンプルでわかりやすく、月々の収入に応じて、次のホテルに移れるのも魅力のひとつ。そのため、「月々出せる費用はここまで」とボーダーラインを決めておくと良いでしょう。
次にホテル暮らしにかかる費用について、詳しく解説していきます。
1ヶ月のホテル暮らしにかかる費用は、1泊4,000~6,000円程度の宿泊費(水道光熱費・通信費込み)が目安であり、1ヶ月につき12万~18万円程度かかるでしょう。部屋の広さやサービスにより宿泊費は変動し、食事代や駐車場費用などは、宿泊費用に含まれないことが多いです。
具体例としては、東京の日本橋にあるホテルの月額プランの場合、1室あたり1ヶ月22.5万~25万円程度になり、15日程度で11万~13万円程度かかります。部屋を使用しない日を事前申請すれば、8,000円程度値引きしてくれるケースもあります。
東京帝国ホテルの月額プランは、30~50平米ほどの部屋が、1室あたり5泊料金で17.5万~44万円程度(サービス料・消費税込、宿泊税別)かかります。1ヶ月に換算すると、105万~264万円程度になるでしょう。
そのほか、リーズナブルなホテルは月額12万円程度になりますが、ハイシーズンになると、料金が上がることも。都心やイベント会場は高額になる傾向があり、2024年5月現在においては、インバウンドの影響で宿泊費が上昇傾向にあります。ホテルの予約が取りづらい可能性もあるため、ご注意ください。
食費は、1日2,000~3,000円程度とすると、1ヶ月6万~9万円程度になるでしょう。部屋には小さい冷蔵庫のみなことが多く、電子レンジが使えない場合は、外食が増えるでしょう。ホテル暮らしは、洗い物も減り、余計な食材ストックや廃棄も減りますが、費用を抑えたい場合は、キッチン付きのホテルをお選びください。
ホテル暮らしでは、コインランドリーを利用することが大半です。ホテル外の安めのコインランドリーを使う場合、かさばる洗濯物を持ち運ぶ必要があります。
ホテルのクリーニングサービスは、高めの価格設定がされており、受付時間や仕上がり時間が決められていることが多いです。なお、ホテルのタオルは、ルーム清掃の際、新しいタオルに交換してくれるでしょう。
上記以外にかかる費用は、交通費、娯楽費、洋服代、書籍費、日常必需品などが挙げられます。アメニティーやペーパー類のメーカーにこだわる方は、別途購入費用がかかります。
書籍や衣服などは荷物になるため、購入前によく検討するようにしてください。
ホテル空間は、リッチな雰囲気が楽しめるうえ、気分次第で気軽にホテルへ移り住めるのも魅力のひとつ。なかには、ホテルのフロントに大きめの荷物を預けられる場合もあります。
それでは次に、ホテル暮らしのメリットについて具体的にご説明していきます。
1点目のメリットは、引っ越しの初期費用が不要であり、引っ越しやすい点です。平均額40万円程度にものぼる敷金・礼金・引越し代・前家賃、退居費用も払う必要がなく、入居審査や賃貸契約、役所への転入転出の届出なども不要です。
場合によっては、賃貸にかかる費用と比べて、数万円しか変わらないケースもあります。
また、ホテル暮らしは自由に引っ越せるため、隣人トラブルもすぐ解決することができ、駅チカ、郊外、地方のホテルなど、自由に住む場所を選ぶことができます。
ただし、荷物の量は自力で運搬できるくらいが目安になるでしょう。
2点目のメリットは、家具や家電が揃っていることです。具体的には、寝具やソファー、机、鏡、エアコン、照明器具、空気清浄機、加湿器、テレビ、Wi-Fi、充電用USB、電気ケトル、ドライヤー、小さめの冷蔵庫が挙げられます。
万が一、家電が故障しても、ホテル側が交換の手配をしてくれるうえ、退居時に宿泊者が処分する必要もありません。
3点目のメリットは、冷暖房費、水道代、電気代といった光熱費がかからないことでしょう。なお、ホテルのなかには、1日あたり数百円の水道光熱費がかかる場合もあるため、ご注意ください。
4点目のメリットとして、ホテルは立地が良い場所に建てられている点です。都心や駅チカなど交通機関へのアクセスも良く、雨に濡れずにホテルへ到着できる場合があります。
5点目のメリットは、宿泊している部屋や風呂、トイレの清掃を定期的に行ってくれる点です。そのほか、ベッドメイキング、ゴミ出し、アメニティの補充、備え付けのリネンやルームウェアなどの交換もお願いできます。
一般的には、およそ3日に一度、朝10~16時の間に部屋の清掃を行います。宿泊者は清掃中部屋内にとどまれない場合があるため、室内の貴重品の管理についてご注意ください。
6点目のメリットは、ルームサービスやコンシェルジュといったホテルサービスが受けられるとともに、ホテルの施設が気軽に使えることでしょう。
ホテルの施設には、レストラン、温泉などの大浴場、サウナ、ジャグジー、フィットネスクラブ、エステ、ワーキングスペース、プール、海水浴場、提携ゴルフ場、テニスコート、タクシーサービス、送迎バス、カラオケ、会議室などが挙げられます。
お目当てのホテルが見つかったら、必ずメリット・デメリットの口コミをチェックしてください。ホテル暮らしを開始してから、多くの不便さを感じてしまうことは避けたいところです。ここからは、ホテル暮らしのデメリットについて解説していきます。
1点目のデメリットは、月々にかかる費用が安くはないため、あらかじめまとまった資金を用意しておかなければならない点です。ホテルはサービス料もかかるため、予想外に割高になることも。そのほか、外食も増えたり、洗濯にかかる費用も考慮しておきましょう。
そのほか、季節外れの洋服や大切な私物を、実家やトランクルームなどに預けたり、預け先まで取りに行く費用と手間がかかることがあります。
2点目のデメリットは、インテリアや家具を変えることができず、家具を持ち込めないことでしょう。なお、備え付けのものを壊したり汚した場合は、弁償になるケースもあります。
3点目のデメリットは、ホテルに住民票は移せない(置けない)ことが多く、法人の住所登記もできないことが大半です。
年間契約している長期滞在の人でも、ホテルに住民票を置くことはほとんどできません。そのため、ホテル暮らしの方は実家の住所に住民票を置く人が大半です。
住民票については市区町村の見解にもよるため、詳しくは役所までご相談ください。
4点目のデメリットは、郵便物の預かりサービスがないことが多く、別途私書箱を設けたり、コンビニ受け取りにしてもらう必要がある点です。
フロント受け取りが可能な場合は、送り状に【宛先の住所、「フロント気付」、部屋番号、名前】を記入しておけば、スムーズに受け取ることができるでしょう。
5点目のデメリットは、借りている部屋に友人を招いたり泊めることは基本的に不可能です。そのため、友人とはホテルのラウンジやカフェなどで会うのが無難でしょう。
ホテルによっては、追加料金を出すことにより、友人や家族の招待及び宿泊が可能なケースもあります。
6点目のデメリットは、騒音。ホテルは、一般住宅よりも壁や床が薄い構造が多いため、隣の部屋の話し声や廊下を歩く音などが聞こえる場合があります。
自身も、大きな音や声を控える必要があり、ストレスが溜まってしまう場合があります。
ホテル暮らしをする際、事前に一括決済が必要だったり、一週間ごとの決済を求められるため、ある程度まとまった費用が必要になります。
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夢のホテル暮らしを実現させるポイントは、確実な資金計画とある程度の資金を準備しておくことでしょう。万が一、費用が不足してしまう場合は、クラウドローンをご活用ください。低金利のローンを賢く使えば、念願のホテル暮らしをお得に叶えられるうえ、手持ちの資金があるという安心感が得られます。また、貯蓄を残しておきたい場合も役立つでしょう。まずは、無料診断をお試しください。
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