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金利ってどう決まる?車のローンで金利に差が出る理由を徹底解説!

ローンと言えば、やはり金利の話題は避けて通れません。
特に車のローンでは、「人によって金利が違うのはなぜ?」「借りたい金額によっても変わるの?」といった疑問を持つ方が多いのではないでしょうか。

今回は、そんな金利の仕組みについて、実際に誰がどうやって金利を決めているのか、銀行ごとの違いやキャンペーンの影響まで、しっかり解説していきます。

車のローンは借入先で金利が大きく変わる

車を購入する際に利用するローンには、主に以下の3つの選択肢があります。

一般的に、右二つのディーラーローンは銀行ローンに比べて金利が高く設定されており、残価設定型クレジットでは年4〜5%、通常のディーラーローンでは年7〜10%になる場合もあります。

ディーラーローンの金利は、販売会社にとって大切な収益源のひとつです。返済時の利率がそのまま粗利益に直結するため、金利は高めに設定される傾向があります。

ただし、新車購入時には独自のキャンペーンで、1%台の優遇金利が適用されることもあります。とはいえ、人気車種ではこうした優遇の対象外となるケースが少なくありません。

銀行によっても金利に大きな差がある

「銀行ならどこを選んでも大差ない」と考える方も多いかもしれませんが、実際には金利に大きな違いがあります。
一例として、2025年1月時点でのいくつかの銀行の金利を比較してみましょう。

メガバンクの場合:例)みずほ銀行<多目的ローン>

みずほ銀行の多目的ローンは、車の購入資金にも利用可能なローンです。変動金利は年5.875%、固定金利は年7.15%と、比較的高めの設定となっています。
メガバンクならではの安心感はありますが、借入可能額は最大300万円までと上限があるため、注意が必要です。

ネットバンクの場合:例)SBIネット銀行

ネット銀行では、より低金利で借りられるケースもあります。たとえば、SBI新生銀行の自動車ローンは変動金利で年2.025%〜4.5%。ネット銀行ならではの低金利が魅力で、メガバンクに比べておおむね半分程度に抑えられています。

地方銀行の場合:例)常陽銀行

地方銀行は、営業エリア内での競争力を高めるため、金利で他行との差別化を図る傾向があります。たとえば常陽銀行では、変動金利が年0.85%〜1.0%程度と、ネット銀行よりも低く設定されているケースもあります。

利用可能なエリアは限定されますが、地域密着型の強みを活かした優遇金利が用意されていることもあるため、選択肢のひとつとして検討する価値は十分にあるでしょう。

金利キャンペーンにも注目

銀行やディーラーでは、年明けから3月の決算期にかけて、金利を引き下げるキャンペーンを実施することがあります。特にこの時期は中古車の需要が高まるため、ローン利用者にとって有利な条件が提示されやすくなります。

実際、前述の常陽銀行でも「おトクな金利引き下げプラン!」というキャンペーンが適用されており、通常より低い金利が設定されていました。こうした優遇キャンペーンは期間限定で実施されることが多く、見つけたときが申し込みのチャンスです。

ただし、キャンペーンの有無や内容は各金融機関の判断によって異なり、前年に実施されていても、今年も同様とは限りません。最新情報を確認のうえ、計画的に活用しましょう。

カーローンの金利は「与信」で決まる

カーローンの金利は、実は「与信(よしん)」と呼ばれる評価によって大きく変わります。
与信とは、金融機関が「この人にお金を貸しても大丈夫か?」を判断するための評価基準のことです。より具体的には、「どのくらい安定した収入があるか」「過去に借りたお金をきちんと返してきたか」といった情報をもとに、「貸し倒れリスク」がどのくらいあるかを見極めています。

与信の審査では、主に以下のようなポイントがチェックされます。

  • 年収
  • 勤続年数
  • クレジットカードやローンの返済履歴(信用情報)
  • 他社からの借入状況

これらの情報をもとに、申込者の信用力(与信)が評価され、銀行は複数のランクに分けて金利を設定します。たとえば、先ほど紹介したSBIネット銀行の自動車ローンでは、「年2.025%〜4.5%」というように、約2.5%の幅を持って金利が表示されていますが、この範囲の中でどの金利が適用されるかは、与信ランクによって決まります。

信用力が高く、「貸しても問題ない」と判断された人には、下限に近い2.025%の低金利が適用される可能性が高くなります。一方、審査をなんとか通過したというレベルの人には、上限に近い4.5%の高金利が適用されるといった仕組みです。

銀行によっては、この与信ランクを3〜5段階に分けて金利を設定しています。
つまり、「同じ商品でも人によって金利が異なる」のは、この与信評価の結果によるものなのです
ですから、実際に自分に適用される金利が知りたい場合には、銀行に必要情報を提出して審査をしてもらってからということになります。

自分に適用される金利を事前に知るには「クラウドローン」

実際に借りる前に、借入可能な金額や適用される金利を知ることができる便利なサービスが「クラウドローン」です。
2025年1月現在、35の金融機関と提携しており、必要事項をわずか3分ほど入力するだけで、複数の銀行の事前審査をまとめて受けられます。早ければ平日で3時間以内に審査結果が届くスピーディーさも魅力。

この仕組みのポイントは、「保証会社による事前審査」にあります。
クラウドローンでは、まず提携する保証会社が利用者の信用情報をもとに仮審査を行い、その結果をもとに複数の銀行からローンの提案が届く仕組みです。

つまり、利用者が自分で銀行を比較して選定する手間がなく、最新の金利条件を一度に比較できるため、より有利な選択がしやすくなります

さらに、最終的に選んだ銀行にのみ書類を提出すればよく、手続きもスムーズ。
契約はすべてオンラインで完結するため、銀行窓口に出向く必要もなく、スマホひとつで完了できます

まとめ

車のローンを組むと、返済は3〜5年続くため、金利の違いで毎月の支払額に差が出ます。はじめから低金利のローンを選ぶことが、長期的に見てお得です。
金利は申込者の信用力や借入先によって異なりますが、クラウドローンなら複数の銀行からまとめて提案が届くので、比較も簡単です。

「そろそろ車検かな」「乗り換えようかな」と思ったタイミングで事前審査を受けておけば、借入可能額に応じて予算を立てやすくなり、車選びの幅も広がります。
まずはクラウドローンで、あなたに合ったローンを探してみてはいかがでしょうか。


POINT

「どの銀行が融資をしてくれるか分からない」をクラウドローンが解決

クラウドローン(https://pre.crowdloan.jp/)は、個人が銀行から低金利でマイカーローン、教育ローンなどの融資を受けられる国内唯一のプラットフォームです。
融資の目的や時期、金額などをクラウドローンに登録すると、各銀行が融資可能な金額や金利のプランの直接提案してくれます。時間と労力をかけずに複数の銀行からより条件のよい融資を見つけることができます。

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