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車購入にかかる費用はどれくらい?法定費用や諸経費、購入後の維持費、マイカーローンも解説

免許取得や出産のタイミングでマイカーを購入する方もいらっしゃるでしょう。車の購入には、車両本体価格、自動車税、自動車保険の費用がかかり、そのほか車検やメンテナンス、駐車場代なども必要になります。車の維持費用は、燃費や車種によって大きく変わることも考慮する必要があります。
今回の記事では、車購入にかかる費用や費用を抑えるポイント、マイカーローンなどについて詳しく解説していきます。ぜひ、ご参考にされてください。

車購入には車両代金以外にも費用がかかる

車購入には本体価格以外にもオプション、税金、手数料がかかり、新車では5~10%、中古車では10~20%の手数料が必要です。これらの追加費用を考慮したうえで、総額がいくらになるか把握することが大切になります。

車購入にかかる費用①車両本体価格

車両本体価格は、車種や条件により異なり、消費税は本体価格に含まれます。中古車は年式や走行距離で価格が変動し、10万円台から購入できる場合もあります。
新車は軽車両で100~200万円、普通車で200万円前後から数千万円まで幅広い価格帯があります。欲しい車が予算オーバーになる場合もあり、予期せぬ費用が必要になる場合もあります。そのため、無理のない車購入を心がけ、計画的な購入をすることをおすすめします。

車購入にかかる費用②オプション代金

オプションには、新車購入時のみ注文受付の「メーカーオプション」と後付け可能な「ディーラーオプション」があります。メーカーオプションは、純正ナビや先進安全装備、バックモニター、本革シートなどが含まれ、ディーラーオプションは、新車購入時はもちろん、中古車に後から取り付けることが可能です。

メーカーオプションは、純正品で品質も高い一方で、価格は高めの傾向に。一方、ディーラーオプションは、相対的に手頃な価格であり、必要に応じて後から付けられるのが魅力です。メーカーオプションは購入時にしか選べませんが、カー用品店などを活用することにより、コストを抑えつつ自分好みにカスタマイズすることもできる場合があります。

車購入にかかる費用③法定費用

税額
(普通乗用車)
税額
(軽自動車)
目的
自動車税・
軽自動車税
25,000~110,000円10,800円車の排気量に応じて課せられる
軽自動車は一律
自動車重量税5,000~75,600円5,000円~8.800円車の重量に応じて課せられる
環境性能割0~3%0~2%車の取得時に課せられる
燃費性能などで税率が変わる
自賠責保険料
(37ヵ月)
24,190円24,010円加入が義務付けられている自賠責保険の保険料
リサイクル料金6,000~18,000円廃車費用の前払い
車種やグレードごとに設定され、廃車にしなければ戻ってくる

車購入時にかかる法定費用とは、法律によって支払い義務が定められた費用のこと。車の重量や購入価格などによって異なり、自動車税や自動車重量税などが含まれます。車を所有したり運転するには、避けられない義務になるため、これらの法定費用も含めた総額を考える必要があります。

車購入にかかる費用④諸費用

車購入時にかかる諸費用

金額目的
車庫証明費用3,000円程度自動車保管場所証明書(車庫証明書)の申請と取得にかかる手数料
登録費用3,000円程度新車の新規登録やナンバー取得、中古車の移転登録や検査などの手数料
希望ナンバープレート代5,000円程度自分の希望する番号でナンバープレートを作成する場合にかかる手数料

諸費用とは、おもに車購入の手続きに必要な手数料のこと。車庫証明は警察でもらい、車の登録は普通自動車は運輸支局、軽自動車は軽自動車検査協会に提出します。希望ナンバーにしたい場合は、別途料金や手続き期間が必要になります。

車購入にかかる費用⑤代行費用

金額目的
納車費用1万円程度購入した車を指定場所まで届けてもらう費用
下取り代行費用5,000〜1.5万円下取りに出す車がある場合に必要な名義変更や抹消登録、査定などの費用
車庫証明手続き代行費用1~3万円程度車庫証明手続きを販売店に任せる場合にかかる費用
検査登録代行費用1~3万円程度検査登録手続きを販売店に任せる場合にかかる費用
希望ナンバー代行費用5,000〜1万円希望するナンバープレートの取得を販売店に任せる場合にかかる費用

代行費用は、法定費用や諸費用のように必ず納めなければならないというものではありません。たとえば納車費用は、自分で業者に車を取りに行けば発生しません。くわえて、車庫証明費用や検査登録代行費用などは、業者に委託せず自分で手続きすると、警察などに支払う手数料のみで済みます。

車購入後にかかる維持費用もチェック!

安全に乗り続けるためには、どうしても費用がかかるもの。特にローンでの購入を検討している場合は、維持費の支払いとローン返済の両方を検討する必要があります。
ここからは、具体的な維持費用についてご説明していきます。

車購入後にかかる維持費用①自動車税・軽自動車税

車購入の時だけでなく、購入後も毎年かかる自動車税軽自動車税があります。4月1日時点の所有者が支払う自動車税は都道府県に、軽自動車税は市区町村に納めます。

通常、4月中旬~5月上旬頃に自治体から車検証に登録された住所宛に納税通知書が届き、5月末日が納付期限の例が多いです。車を所有する際は、これらの税金について計画的な支払いが求められるため、ご注意ください。

車購入後にかかる維持費用②車検費用

車検は、新車登録から3年、以降は2年ごとに必要になります。法令に違反せず公道を走行するためには車検が必要であり、期限を守ることが非常に大切です。
車検費用は「法定費用」「車検基本料」「部品交換費用」から構成され、車種や使用年数、車検依頼先で異なります。
例えば、初年度登録から13年未満の1t未満の普通自動車をディーラーで車検する場合、7~15万円が目安になります。そのため、車検費用やスケジュールの計画は重要です。

車購入後にかかる維持費用③保険料

自賠責保険は、すべての車の所有者に加入が義務付けられ、補償範囲が限られています。運転者や対物は補償されません。したがって、万一に備えてより広い補償を得るためには、任意保険(自動車保険)の加入をしておくと安心です。
任意保険の保険料は年間平均で約6万円程度であり、契約者の年齢や車種、補償内容などによって異なります。安価なネット保険もありますし、知人におすすめの保険会社を聞くと良いでしょう。

車購入後にかかる維持費用④メンテナンス費用

メンテナンス費用は、部品や消耗品の交換、車の修理にかかる費用、メーカーが決めた定期点検や保守、タイヤ関連の費用をさします。
車検以外にも発生し、例えばオイル交換は約15,000kmまたは1年ごとに、タイヤ交換は約5年に1度程度が目安になります。車種やパーツのメーカー、グレードによってもメンテナンス費用は変動し、純正パーツの注文は、高額になる傾向があります。

車購入後にかかる維持費用⑤その他

その他かかる費用として、ガソリン代駐車場代が挙げられます。ガソリン代は、車種や車に乗る頻度、距離などによって変動し、一般的に、コンパクトカーや軽自動車は燃費がいいと言われています。
また、自宅に駐車場がない場合は、駐車場代がかかります。金額は地域によって異なりますが、月額10,000~30,000円くらいが目安になります。都心部ほど高いため、駐車場を借りる場合は、あらかじめ自宅周辺の相場を調べておくことをおすすめします。

車購入費用を抑えるポイント

車購入費用は、ご自分の日常生活に支障がないように考慮する必要があります。車種が絞れたら、何社かの見積もりを比較検討すると良いでしょう。インターネットでの検索も有効です。
それでは次に、車購入費用を抑える4つのポイントをご紹介します。

車購入費用を抑えるポイント①車種やグレード、中古も検討

車購入費用のうちもっとも大きな割合を占めるのが、車両本体価格。検討の余地がある場合は、より安い車種やグレードにしたり、中古車も検討することにより車購入費用を大幅に抑えることができます。ご自分が妥協できる点を、あらかじめ考えておくと良いでしょう。

車購入費用を抑えるポイント②税金の安い車種を選ぶ

車を選ぶ際は、車両本体価格だけでなく税金も比較することが大切です。自動車税は排気量や環境性能割、自動車重量税は車の燃費性能や車両の重さによって、税率が異なります。したがって、税金を重視して低税額の車を選ぶことにより、維持費用が抑えられると言えます。

車購入費用を抑えるポイント③購入タイミングを検討する

もし急いで車を購入する必要がなければ、決算時やボーナス期などの商戦期を狙うのがおすすめです。自動車販売店の商戦期は、3月や9月の決算月、6月と12月のボーナス月であることが多いです。これらの時期には、各社がキャンペーンやセールを行う場合が一般的で、お得に購入できる可能性が高まります。

車購入費用を抑えるポイント④できることは自分で手続きする

車庫証明や納車などの手続きは、代行を使わず自分で手続きを行うことができます。ただし、警察署や運輸支局での手続きは平日のみに限られます。ご自分が年休を取得したり、遠いところまで運転して手続きに行く必要がある場合は、時間や体力に余裕があるか検討してみてください。

車購入費用が足りないときはマイカーローンも検討

ディーラーローン銀行系ローン
金利高め低め
審査通りやすい厳しい
審査にかかる期間短め長め
担保ありなし

マイカーローンには、主に「ディーラーローン」と「銀行系ローン」があり、車購入費用は高額になるため、多くの人がマイカーローンを利用しています。どこでローンを借りるかによって金利も変わるため、なるべく低金利なローンを選び、返済総額を抑えると良いでしょう。
くわえて、購入したい車の何社かの見積もりと照らし合わせながら、ご自分のライフスタイルに合ったマイカーローンを選びましょう。お子さまの出産や進学タイミングと重なる場合など、マイカーローンをご活用することをおすすめします。

ディーラーローンは簡単な手続きで車が購入できる

ディーラーローンは、自動車販売店と提携した信販会社が提供するローンのこと。車購入時に販売店にて申し込むことができ、最短即日で審査結果が出るメリットがあります。
デメリットとしては、銀行系ローンより比較するとやや高めの金利の傾向です。くわえて、車を担保にしてローンを組むため、完済前に返済が滞ると、ディーラーに担保の車を引き上げられてしまうリスクがあります。

銀行系ローンは金利が低めで初期費用もまとめて借りられる

銀行系ローンは、銀行や信用金庫といった金融機関が提供するローンであり、一般的にディーラーローンより審査が厳しく、低金利が期待されます。そのため、審査に2週間ほどかかる場合があります。

ディーラーローンの対象は、車両本体とオプションのみに限定されるため、法定費用は個人で用意する必要があります。一方、銀行系ローンは、法定費用も含めて借り入れができるため、さまざまな用途に資金を利用できるといった特長があります。

車購入費用に使えるローンはクラウドローンで探そう

車購入費用に利用できるマイカーローンをお探しの方には、クラウドローンがおすすめです。クラウドローンは、日本初のプラットフォーム資金を必要としている人と融資を提供したい金融機関を結ぶサービスです。希望する借り入れ条件を登録すると、ご自分にぴったりの資金プランが金融機関から提案されるため、安心して利用できます。

無料診断もたった3分で完了するため、使いやすさも魅力的。全ての手続きがオンラインで完結できるため、手軽に利用できて時間の節約にも繋がります。車を探している合間に手続きを進められ便利です。

シュミレーションの例としては、マイカーローン300万円の借り入れを6年で返済する場合、信販系ローンは支払い総額398万円・金利(年利)9.8%に対して、クラウドローン提携の銀行ローンは、支払い総額321万円・金利(年利)2.28%となり、67万円もお得になるケースもあります。

低金利なローンを選んで車購入費用を抑えよう

早期に希望の車種を絞ったら、車の見積もりをとるだけでなく、同時にクラウドローンで低金利なローンをご検討ください。目的に特化したマイカーローンなどは、フリーローンより低い金利で借り入れできる場合もあります。
低金利での借り入れをすれば、毎月の返済額の負担が軽減され、資金的に余裕を持った生活を送ることができます。まずは、クラウドローンの無料診断をお試しください。


POINT

「どの銀行が融資をしてくれるか分からない」をクラウドローンが解決

クラウドローン(https://pre.crowdloan.jp/)は、個人が銀行から低金利でマイカーローン、教育ローンなどの融資を受けられる国内唯一のプラットフォームです。
融資の目的や時期、金額などをクラウドローンに登録すると、各銀行が融資可能な金額や金利のプランの直接提案してくれます。時間と労力をかけずに複数の銀行からより条件のよい融資を見つけることができます。

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