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【2022年10月最新版】おすすめの教育ローン5選|選び方のポイントも紹介

子どもの教育費・学費はまとまったお金が必要になる為、資金作りに苦慮している家庭も少なくはないでしょう。大学等への進学にあたっては、予備校代、入学金、授業料の他にも一人暮らしにかかる費用などが必要になり、貯蓄からは賄いきれない場合があるかもしれません。
家庭の経済的な負担を軽減する為にも検討したい「教育ローン」について、選ぶ際のポイントと、おすすめの教育ローン5選をご紹介していきます。

教育ローンの選び方のポイントとは

教育ローンには、主に「国の教育ローン」「民間(銀行)の教育ローン」があります。
この二つの他にも消費者金融系の教育ローンもありますが、一般的に高金利のものが多いため、国の教育ローンか民間の銀行教育ローンがおすすめです。また、国の教育ローンでは世帯収入に上限がありますが、一方で民間の教育ローンでは下限があります。ご自身が条件にあうかも確認しましょう。

これからご紹介するポイントを踏まえて、ご家庭の状況や希望に沿った教育ローンを選択しましょう。

金利の低さなら変動金利、安心で選ぶなら固定金利

教育ローンを検討する場合にまず気になるのは「金利」についてではないでしょうか。
金利の種類としては「固定金利」と「変動金利」の2種類があります。

「固定金利」は、返済が終了するまで金利が一定で変わることがないものであるのに対し、「変動金利」は景気によって金利が変動します。それぞれのメリット・デメリットを理解してから選択しましょう。

固定金利の場合は、長期的に見ると景気の動向等によっては変動金利よりも金利が高くなる可能性もありますが、毎月の返済金額が最後まで一定であるため返済計画が立てやすく、低金利のときに固定金利で教育ローンを契約すれば、最終的には支払金額を抑えることができるのがメリットです。

変動金利の場合は、固定金利に比べ金利が低く設定されている傾向にありますが、契約時に低金利であったとしても将来上昇してしまう可能性があります。金融機関が独自の基準で定期的に金利の見直しを行うことも理解しておきましょう。

必要な金額がわかるなら一括借入型、その都度借りたいならカードローン型

教育ローンの借入方法には、主に「一括借入型」と「カードローン型」があります

「一括借入型」は、必要な費用をまとめて一括で借入する方法で、カードローン型よりも金利が低く設定されている傾向があり、返済計画も立てやすいのがメリットです。なお、追加で借入れしたい場合は再度申し込み、審査、契約という段階を踏まなければならず時間がかかるため、必要な時期や金額が分かっている場合に向いている方法となります。

「カードローン型」は、契約した借入限度額の範囲内で、何度でも必要なタイミングで借入することが可能なタイプです。一括借入型よりも柔軟な借入をすることが出来るため、費用の必要時期や金額が不透明な場合に向いている方法と言えますが、家計管理も重要になってきます。

金融機関によってこれらの借入方法を選択できる場合と、一括借入型に限定されている場合があります。

医学部志望なら最大借入額をチェック

 医学部に進学する場合の学費は、国立大学と私立大学では金額に大きな差があります。

  • 国立大学…約350万円
  • 私立大学…約1,800万円〜
    ※(共に6年間)

また学費に加えて、教科書代や一人暮らしに係る費用等も含めると費用がかさみ、家庭の貯蓄ではまかないきれないケースもあるでしょう。特に私立大学の医学部に係る費用は高額であるため、教育ローンを利用するのも一つの方法です。

金融機関によっては、医療系学部向け専門の教育ローンを設定しています。医療系学部向けの教育ローンでは最大借入額を大幅に引き上げて設定しているため、費用面で懸念してしまう私立大学の医学部も視野に入り、大学の選択肢の幅を広げることが出来るのではないでしょうか。検討する際は最大借入額を確認しておきましょう

在学中の返済が難しいなら元金据置できるかチェック

教育ローンを契約するにあたっては、返済方法についてもよく確認しておくことが大切です。
返済方式は元金と利息の合算分を返済していく「元利均等方式」が設定されていることが多く、毎月元金と利息の合算分を返済していくとなると家計負担は大きくなります。在学中の返済額を抑えたい場合は「元金据置」の返済方法が可能か確認してみましょう。

一般的に元金据置の返済方法とは、元金の返済はせずに利息分のみを返済する期間を設定することにより、一定期間は経済的な負担を軽減するというものです。教育ローンにおいても、金融機関によっては在学中に返済するのは利息分のみとし、卒業後に元金・利息分の支払いを開始することも可能です。

ただし、元金据置期間も返済期間に含まれるため、据置期間終了後、残された期間で元金を返済していかなければならず、月々の返済額は増えることになります。また、据置期間は元金が減らない為、その期間が長ければ長いほど支払い総額は大きくなってしまいます。据置期間を設定する場合は、後の返済負担が大きくなることを踏まえた上で返済計画を立てておくことが望ましいでしょう。

金融機関によって元金据置設定が不可であったり、可能な場合でも設定期間が異なるため、ご家庭の計画にマッチする教育ローン選びが重要です。

もしもに備えるなら団信付きを選ぼう

教育ローンを検討する際、契約者自身に万一のことがあったらと考えてしまうこともあるでしょう。私立大医学部への進学など、場合によっては借入が高額必要になるため、万一に備えた保障があると安心です。

教育ローンには、「団体信用生命保険」(以下、団信)の保障が付いている場合があります。
団信とは、ローン返済中の契約者に万が一のことが起こり返済が不可能な状況(死亡・高度障害など)となった場合に、生命保険会社から契約金融機関へローンの残債務を返済するものです。団信への加入は多くの住宅ローンで原則となっていることが一般的ですが、対象が教育ローンにも広がってきています。子どもの学業の安定と家族の安心を図るためにも、団信付きが選べるか確認してみましょう。

金融機関によっては借入金額によって原則団信加入となる場合、金利に上乗せするかたちで団信が付けられる場合、がん保険特約付き団信が付けられる場合などがあります。

繰り上げ返済手数料もチェック

ローンは出来るだけ早く返済したい!と考える方は少なくないはずです。その場合は「繰り上げ返済」が可能か確認してみましょう。ローンの返済終了が前倒しになることで、その後の家計負担が軽減され、何より心にゆとりが持てるようになるのではないでしょうか。

繰り上げ返済を検討するにあたって注意したいのは「繰り上げ返済手数料」です。金融機関によって、手数料が数千円必要になるケース、不要なケースなどありさまざまです。

手数料が不要な場合は、家計に余裕があるときにこまめに繰り上げ返済することができ、ローンの利息分が減額され返済総額を抑えることが可能です。一方で手数料が掛かる場合は、ある程度の金額がまとまったタイミングで返済するなど、貯蓄計画も重要になります。

おすすめの教育ローン5選

教育ローンを選ぶ上でのポイントを踏まえ、国の教育ローンと民間の銀行教育ローンのおすすめを合わせて5つご紹介します。今回は、民間の銀行教育ローンでも金利が低い傾向にある「地方銀行」に注目し、それぞれの特徴をまとめましたので、選ぶ際の参考にしてみてください。

「国の教育ローン」は低金利が魅力

政府系金融機関である日本政策金融公庫の教育ローンとして「国の教育ローン」があります。
国の教育ローンは何といっても低金利が魅力です。また多子世帯、ひとり親世帯等には優遇制度もあり、幅広い世帯に対応する教育ローンとなっています。繰り上げ返済手数料が不要であるのもメリットの一つです。奨学金(日本学生支援機構)との併用が出来るため、必要に応じて確認しておきましょう。日本政策金融公庫の教育ローンは、民間の銀行に比べ借入までに期間を要する点に注意が必要です。

名称教育一般貸付
金利1.8%(固定)
借入上限額350万円(一定の要件に該当する場合は450万円)
借り方今後1年間の必要費用が借入可能。限度額内なら複数回に分けて借入可能。
据置期間在学期間
団体信用生命保険×
繰り上げ返済手数料無料

「武蔵野銀行」の教育ローンは私大医学部でも安心

武蔵野銀行では、最大借入額1,000万円の範囲で、「一括借入」が可能なタイプと何度でも借入可能な「都度借入」タイプのほか、最大借入額が3,000万円の医療系学部向けに対応する教育ローンがあります。いずれも団信加入となり、借入額が高額になる場合でも万一に備えることが出来るのは安心ですね。その他にも埼玉県と武蔵野銀行提携の低金利な留学ローンが設けられています。繰り上げ返済をする場合は、インターネットバンキングを利用すれば一部繰り上げ返済が手数料無料にて行うことが可能です。

名称教育ローン 一括借入タイプ(証書貸付型)教育ローン 都度借入タイプ(当座貸越・証書貸付併用型)プレミアム教育ローン
金利3.6%(変動)3.6%(変動)3.6%(変動)
借入上限額1,000万円1,000万円3,000万円(条件あり)
借り方一括借入都度借入一括借入
据置期間6年6ヶ月就学年数により異なる6年6ヶ月
団体信用生命保険
繰り上げ返済手数料有料(3,300円)
※インターネットバンキング利用で一部繰り上げ返済無料
有料(3,300円)
※インターネットバンキング利用で一部繰り上げ返済無料
有料(3,300円)
※インターネットバンキング利用で一部繰り上げ返済無料

借入までの早さも魅力「横浜銀行」の教育ローン

横浜銀行の教育ローンは、必要費用があらかじめ分かっている場合におすすめの「一括借入型」と必要な費用を都度借入したい場合に向いている「カードローン型」があります。
一括借入型では500万円以上の借入を医療系学部に限定しているのに対し、カードローン型では学部に限定せず1,000万円まで借入可能となっています。またweb契約が可能で、申込から借入まで窓口へ行かずに完結でき、借入までの期間は最短で1週間程とスピーディーです。

名称横浜銀行教育ローン(一括借入型)横浜銀行教育ローン(カードローン型)
金利0.9%〜2.9%(変動)1.7%〜2.9%(変動)
借入上限額1,000万円(※500万円以上は医学部・歯学部・薬学部への費用に限定)1,000万円
借り方一括借入カードローン
据置期間なしなし
団体信用生命保険××
繰り上げ返済手数料有料(一部繰り上げ返済:5,500円・インターネットバンキング利用で無料/全額繰り上げ返済:3,300円)有料(一部繰り上げ返済:5,500円・インターネットバンキング利用で無料/全額繰り上げ返済:3,300円)

「名古屋銀行」の教育ローンはさまざまなニーズに対応

名古屋銀行の教育ローンで注目なのは、「一括借入型」の場合にweb契約と窓口契約が選択でき、契約方法によって金利が異なります。一括借入型は、web契約にすることで窓口へ行く必要が無く、窓口契約に比べ金利が0.3%減額される利点があります。(※「カードローン型」の場合は窓口契約となります。)
金利は固定で返済計画が立てやすく、元金据置期間の設定も可能、一部繰上げ返済手数料不要と、さまざまなニーズに対応した教育ローンです。

名称名古屋銀行教育ローン(一括型)名古屋銀行教育ローン(極度型)
金利Web契約:2.4%(固定)
窓口契約:2.7%(固定)
2.7%(固定)
借入上限額1,000万円1,000万円
借り方一括借入カードローン
据置期間就学者の卒業月までかつ最長4年6か月以内(6年制大学等の場合は、最長6年6か月以内)就学者の卒業月までかつ最長4年6か月以内(6年制大学等の場合は、最長6年6か月以内)
団体信用生命保険××
繰り上げ返済手数料無料 (全額繰り上げ返済の場合は条件次第で6,600円)無料 (全額繰り上げ返済の場合は条件次第で6,600円)

計画的に安心して利用できる「伊予銀行」の教育ローン

伊予銀行では、中学生以上の子どもを対象にした教育ローンを設けています。金利は固定で、民間銀行教育ローンの中でも低めに設定されているのが魅力の一つです。団信の利用も選択でき、利用する場合は借入利率に年0.2%上乗せとなります。借入方法は一括借入のみですが、計画的な教育ローン利用を希望しているご家庭とは特にマッチしていておすすめです。正式手続きは対面で安心感を持って行えます。

名称いよぎん教育ローン
金利1.7%~2.4%(固定)
借入上限額1,000万円
借り方一括借入
据置期間最長 在学期間+1年
団体信用生命保険〇(利用の場合は借入利率に年0.2%の上乗せ)
繰り上げ返済手数料有料(所定の金額)

教育ローン選びはクラウドローンがおすすめ

国の教育ローン、民間の銀行教育ローンでそれぞれに特徴やメリット・デメリットがあることが分かりましたね。しかし実際に数多くの金融機関とその教育ローンを比較・検討するには時間も労力もかかってしまいます。そんなときにおすすめなのが「クラウドローン」の活用です。

クラウドローンでは、複数の金融機関からご家庭の状況・希望に沿ったローンプランの一括提案を受けることができます。まずは借入金額・期間、借入方法等を整理して、シュミレーションしてみてはいかがでしょうか。希望にマッチした教育ローンがきっと見つかるはずです。

教育ローンは状況に合わせて選ぼう

教育ローンを選ぶために大切なポイントとおすすめの教育ローンをご紹介しました。それぞれのご家庭で重要視したいポイントや、ローンに関するイメージは出来ましたでしょうか。

ご家庭によって状況はさまざまですが、子どもの学びの選択肢は狭めたくない。その思いは共通しているでしょう。子育て家庭をサポートする教育ローンを状況に合わせて賢く利用し、子どもと家族の将来をより充実するものにしていきたいですね。


POINT

「どの銀行が融資をしてくれるか分からない」をクラウドローンが解決

クラウドローン(https://pre.crowdloan.jp/)は、個人が銀行から低金利でマイカーローン、教育ローンなどの融資を受けられる国内唯一のプラットフォームです。
融資の目的や時期、金額などをクラウドローンに登録すると、各銀行が融資可能な金額や金利のプランの直接提案してくれます。時間と労力をかけずに複数の銀行からより条件のよい融資を見つけることができます。

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