2021年12月27日
高等教育への進学率上昇に伴い、昨今では、奨学金受給率は右肩上がりで上昇しています。今や学生全体の3人弱に1人が利用する状況となっており、返済義務のない給付型は一部に限られ、利用者全体の8割弱は返済が必要な貸与型となっています。※
この貸与型については、奨学金以外にも教育ローンについて、多くの銀行などの金融機関が商品展開されています。 お子さんが始めて大学進学されるケースであれば、奨学金と教育ローンの違い。またどのような審査があるか知らない方のために、比較しながら、記事を紹介させていただきます。
※参考※https://univ-journal.jp/25081/#:~:text=%E5%A5%A8%E5%AD%A6%E9%87%91%E3%81%AE%E7%A8%AE%E9%A1%9E%E3%81%AF,%E5%A5%A8%E5%AD%A6%E9%87%91%E3%81%8C3.9%EF%BC%85%E3%80%82
目次
銀行の教育ローンについて、基本的には、使途が「子供の教育関係に限定」されたローンで、幼稚園から大学(院)までの各種学校の入学金、授業料、教材費、寄付金などの学校への納付金、下宿費などが融資対象となります。
学費を捻出するために、融資を受ける方法について、国の奨学金制度を利用するか、銀行の教育ローンを利用するのかを比較してみました。
借主 | 学生本人 |
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借り方 | 毎月定額で振込み |
利息発生時期 | 在学中には発生しない |
返済開始 | 卒業後から |
用途 | 中学生以下は対象外 |
申込条件 | ※世帯年収の上限あり |
借入までの期間 | 20日前後 |
借入金額 | 最大350万円まで |
年利 | 2021年3月卒業者の利率は0.268%または0.004% |
借主 | 保護者(親権者) |
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借り方 | 一括で振り込み |
利息発生時期 | 借りた翌日から発生 |
返済開始 | 借りた翌月から(卒業後から設定することも可能) |
用途 | 幼稚園から利用できる金融機関あり |
申込条件 | 基本的に安定継続した収入のある方 |
借入までの期間 | 最短1週間 |
借入金額 | 金融機関により違いあり、1000万円あり |
年利 | 平均年2-3%の変動金利 |
奨学金に比べて金利が僅かばかり高い銀行ローンでも、融資審査については誰しもが希望額に通過するとは限りません。ここでは、教育ローンの審査をクリアするための秘訣をご紹介いたします。
申込をする方の雇用形態がパートやアルバイトであったり、正社員や契約社員でも勤続年数が短い場合には、返済能力が低く判定されることがあるため、教育ローンの融資審査に通らない可能性があります。さらに、個人事業主やフリーランスの方なども、月によって収入が不安定なため、審査の上で不利になる場合があります。各金融期間によって審査の基準は当然違いますが、 審査に通過するための目安は、正社員で年収300万円以上、勤続年数2年以上です。
借入をする時点で、カードローンや、クレジットカードのキャッシングを利用しているなど、他の借入がある場合には、銀行教育ローンの場合も同じく、融資審査には不利に働きます。
また、利用していなくても、カードローンや、キャッシングの契約が継続している場合には、借入枠を利用しているという扱いになるため、利用していないカードがあれば、解約しておくことをおすすめします。
ちなみに、住宅ローンの場合には、担保が設定されていることが殆どであり、全く影響がないわけではありませんが、数千万と借入の残高が残っていても審査に影響しないこともあります。
また、今利用しているローンだけでなく、クレジットカードの引き落とし、携帯料金など、支払いの滞納だけは絶対に避けるようにしてください。滞納があるとご自身の信用情報に履歴が残ります。一度記載されてしまうと、最低でも2年は借入にかなりハードルが出てしまいます。さらに、カードを発行している信販会社には、未来永劫その履歴が残りますので、同じ系列のカードや信販ローンの利用がほぼ出来なくなりますので、絶対に避けるようにしてください。
借り入れを行う場合、氏名や生年月日はもちろん、年収や雇用形態についても正しい情報で申込するようにしてください。銀行の審査には本人確認だけではなく、年収・所得についての証明書も提出することもあります。明らかな虚偽と判断されるようなことになれば、融資審査ができない事態となってしまうため、申込においては注意しながら手続きを行うようにしましょう。
生活費に利用されるカードローンであれば、年収の3分の1までの金額しか借り入れることができない総量規制というものもあるため、年収が300万円の人であれば、100万円が凡その限度額です。
ただ、教育ローンのような「証貸」と言われるローンであれば、必ずしも年収の3分の1にあたる金額までということにはなりません。車のローンやリフォームローンと同じく、3年から最長10で契約できるローンもあるため、年収と同等の金額を借入するケースも珍しくはありません。
では、実際どれくらいの金額を借入ができるのかは、余計分からなくなってしまった方はおりませんか?実は、個人と金融機関の融資マッチングプラットフォーム「クラウドローン」なら、その問題が解決可能かもしれません。
最後に、最近注目を集めている「クラウドローン」をご紹介しましょう。クラウドローンは、お金を借りたい個人と、お金を貸したい金融機関とのあいだをつなぐ、融資マッチングプラットフォームという金融サービスです。
例えば、個人ユーザーが「教育資金に使いたいので、◯◯万円借り入れたい」と登録します。すると、そのリクエストに応えられる複数の金融機関から、ユーザーに直接提案が届きます。 ユーザーは、それらの提案を比較検討して1つに絞り込めたら、あとは審査を申し込み、ローンを組むという流れです。クラウドローンに登録しておけば、複数の金融機関から直接、ローンの提案を受けることができますので、手軽にローンの比較検討ができます。
希望の学校に進学ことが、人生の選択肢に影響を与えることは、何も大学受験に限ったことではありません。実は、社会人になってからも、税理士や公認会計士の資格学校に通ったり、ビジネススクール、英会話学校にも、銀行の教育ローンを利用することができます。何か大きなチャレンジをしたいと考えたとき、クラウドローンであれば、自分の希望するローンの内容と借入金額を登録するだけで、複数の金融機関から提案を受けることができ、比較検討も気軽にできます。ぜひ一度試してみてください。
「どの銀行が融資をしてくれるか分からない」をクラウドローンが解決
クラウドローン(https://pre.crowdloan.jp/)は、個人が銀行から低金利でマイカーローン、教育ローンなどの融資を受けられる国内唯一のプラットフォームです。
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